■2024年3月の「絵てがみコラム」
 

今年のパスクワ(復活祭・イースターのこと、イタリアではパスクワといいます)は3月31日だ。2012年にイタリアに滞在したときに丁度このパスクワに遭遇したので、それから毎年今年のパスクワはいつかな〜とネットなどでチェックする習慣がついてしまった。
キリスト教徒でもないので特に何をするでもないのだけれど、この頃に復活をイメージする卵・ひよこ・多産のウサギ…そんなデコレーションがかわいいお菓子屋さんのウインドウを盛り上げていたイタリアフィレンツェの賑わいを思い出して、なんとなくかわいいお菓子を探してしまう。ちょっとべたすぎるかもしれないけどやっと見つけたのは、卵型のウサギが描かれた黄色い缶に赤い卵やウサギの形のチョコレートが一つだけ入っていた。う〜んこれを描くのは難しいな〜。でもせっかくだからね! 描かなくては!
イタリアでのパスクワの様子は絵手紙コラム2012年4月8日の「Pasqua」を見ていただければ嬉しいです。それにしてももう12年も前のこと! 旅の経験は長く長く知識や思い出として生き続けているんだな〜と痛感。
さて、遅くなっている今年の桜…やっと開花宣言ですね。楽しい春になりますように…。

 

 
 
 

風の冷たい日が続いて、春が足踏みしているようだ。年の初めからとりかかっている本のための口絵、カラーの8点を納品した。まだ詳しくは話せないのだけれど、長年のお付き合いのある色彩のプロの編集者さんからのご指名で力が入っている…というか、難しいお仕事で唸りながら描いていた。まだモノクロのページが数点あるかな? 楽しみにしておいてくださいね。
さて、高齢の母が一人暮らしをしているのだけど寄る年波には逆らえず足が痛かったり腰が痛かったり…妹と代わる代わる病院の付き添いや年度替わりで諸々の手続きに役所に行ったり、のんびりランチのお供ってわけでもなくなってきている。仕方がないよね〜90歳を過ぎて全部ひとりでって限界なのかな〜。落ち込まないで悲観しすぎないで寄り添いたいと思う。
それでも家庭菜園は継続中! 雑草は1本も生えていない。尾根のわきからはみ出て、踏まれてしまいそうな野生種の小さな菫を一株救済! 持ち帰ってみたけどすぐにダメにしちゃうんだけどね。今週は桜の便りが届くかな

 

 
 
 

今週はなんだか仕事が忙しいわけじゃないけど、盛りだくさんな予定を入れてしまって慌ただしい一週間だった。月曜・火曜はカルチャースクールの講座があり、水曜日は午前中はイタリア語のレッスンで夕方から六本木へLIVEに。木曜日は友人たちと「ゴジラ−1.0」映画鑑賞! その足でリノベーション後のわが家へ初ウエルカム。今日は調子が悪かったパソコンの往診に来てもらって、午後からは久々にカーブスへ! 怠けまくっていたのでマシンが重くなんだか股関節が痛い…身体も重い! 土日もちょっと出かける予定だ。日曜日は色彩学校時代の先生の出版記念パーティーに出席予定…そんなわけでその 間を縫って仕事中というわけです。もちろん時々思い出したように段ボール荷物を片付けて…そんな盛りだくさんな予定は幸せなことで楽しい一週間。
映画「ゴジラ−1.0」はアカデミー賞の視覚効果賞を受賞して昔の銀座の街を破壊するリアルな映像を大きな画面で鑑賞してみたいと思って友人を誘った。怪獣映画だと思ってしまっては現実味がないように白けてしまうけど受賞報道でいっぱいメイキング映像などを見たこともあり、すごいな〜すごいな〜とその迫力に圧倒された。やはり大きいスクリーンで体に響くサウンドで映画館で見るべき映画ってありますよね。思えば「E.T」も「タイタニック」も「アバター」も「インディージョーンズ」も「007」も映画館に足を運んだ。もちろんたくさん遊んで 、隙間時間?の仕事ももちろん超集中!ですよね! 得意ですそれ!
パソコンでのメールの送受信ができない状態になっておりましたが、無事復旧しました。ご迷惑をお掛けしました。

 

 
 
 

今年も愛媛からの美味しい柑橘をいただいた! 本当に美味しいのだ! もう、甘くって瑞々しくて皮の下パンパンに実が、はち切れそうに熟れている。柑橘太りしそうです。ご馳走様! ありがとうございます!
さて、3月の雪も溶けて次は桜の開花情報かな? 3月もどんどん過ぎて行っちゃうね。確定申告もまだ送れてないし、取り掛かっている大事なお仕事もまだもう一息、手探りが続いている。それでも世間は卒業とか孫が生まれたとか、変化が起きていて刺激的な春を迎えそうな人がいて羨ましい。
私の今年の春はダメだなぁ〜まぁ部屋の片付けだな、それだな! それをやんなきゃ! 文字通り棚上げしちゃってる荷物の山、それをなんとかしないと春が来ないね!

 

 
 
 

ここ数日、大谷翔平選手の結婚のニュースで沸いた。あんなに日米ともレポーターやパパラッチだらけだろうに…まったく噂なしでの電撃発表だった。みんな大好き大谷さん(私は特には…ファンではないけど…)どんな人と結婚したのか誰もが興味を持つだろう。
それにしても一般女性…普通の日本人…ってどうなんだろう? 芸能人やスポーツ選手、著名人ではないんだからそっとしておいて、ということなんだろうけど常々わたしはこの「一般女性」「普通の人」って表現に違和感を感じている。それはそれで差別ではないだろうかと。著名人じゃなくても紹介してあげてほしいし祝ってほしいんじゃないかな〜と思ってしまう。もちろんどちらにしてもプライベートを追いかけられたり、知られたくないことも掘り起こされたりするんだろうけど。これほどのスター選手と結婚する段階でもう一般の人、普通の人では通用しなくなる気がするんだけど。ひた隠しにされると余計詮索されて大変じゃないかな〜。大谷選手は飛び切りすごい人だから意表をついて、ふっと隣に立たせて「結婚した〇〇さんです、こういうことには慣れていない人なので、お手柔らかに! これからよろしく!」ってさらりと軽やかにやり過ごして欲しかったような…ま〜おめでたいことなので、お二人が良ければそれでよいのですが。結婚おめでとうございます。

 

 
 
 

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