■2025年1月の「絵てがみコラム」
 

今年も彼の伸びやかな歌声から始まった。バンドメンバーも一新して結構ロックしている。なんだか妙に?いえいえそもそもカッコいいんですけど、今で言う「イケおじ?」一昔前は「ちょい悪おやじ」なんて言ってたけど、今は少しカッコいいイケてるおじさんをそう称しますよね? 女性は?イケおばとかちょい悪おばさんなんて言わないけど…美魔女? それはスタイルとかメイクとかのイメージが強くて…でもちょっと若作りすると「イタイ」とか言われちゃうし、男性のほうが年を取ることに関して優遇?されているような気がするのは私だけだろうか。
話がそれたけど今年もジュリーは健在でLiveを最優先に「今」を歌ってくれている。素敵な相変わらずを私自身、もう30年?40年?ひょっとして50…年以上続けていることになる。ひえ〜〜! 子供のころから1月のコンサートを見ると、ああ今年も始まったな〜今年もたくさんコンサート観れると良いな〜。元気でいなくっちゃ!と1年の誓いを立てるのである。
しかし最近めっきりチケットが取れなくなっている。思いっきり抽選にも外れて…なんという事でしょう!コロナ禍も経験して、Live実演の尊さをみんなが痛感しているのでしょう。見れるときに見ておかなくっちゃ!と。そんな私に友達から夢のようなチケットが舞い降りてきた! 今年の幸運を使い果たしてしまったかしら? ああそれでもいいわ!と思えるすごい席で今年はスタートしたのだ。遮光レンズが入った緑色のメガネの中の瞳の動きまでしっかりわかる距離だ。目の前のジュリーを見ながら、まだまだ一生懸命ロックする姿にちょっと可愛くてカッコいい男の意地を見た。それをさらりとやりこなすのが本当の意味のイケおじなんだろうな〜ふふふ惚れ直したぜ!
そして2025年最初のケロケロワールドをアップしました。今年もケロ達を宜しくお願いします!

 

 
 
 

馴染みの東銀座のイタリアンで今年も集合。月に一回は会食してる3人だけど、1月も中盤、やっといつもの席に通されて「いつもの前菜の盛り合わせ3人前!」今年もそこからスタートだ。ここはPIZZERIAでもあるけどナポリ風の?イタリアン。前菜の盛り合わせには、新鮮な魚介類がたっぷり使われていてお気に入りなのだ。相変わらずが嬉しい新年会、ガツガツ食べて相変わらずのおしゃべり! 今年も平和でありますように…。
さて今年も生徒さんたちから手書きの年賀状が…。年賀状じまいが急増した今年の年賀状事情。確かに切手代金も大幅値上げ、LINEやメールで十分!って意見もわかるけど、一生懸命描かれた年賀状をもらうのはやっぱりうれしいもの。皆さんの力作をアップしました。What's Newをご覧ください。
私は自分の記録と近況報告とプチ広告と思ってなるべく続けていきたいと思っているけど。まぁ要らないって思ってる人も多いだろうけどね。年賀状を辞めちゃうと絶対友人知人が減っちゃうと思うけどね〜それも良いのかな?
そうそう! これも年賀状でプチ広告した展覧会のお知らせですが、2月20日から24日まで上野の森美術館で開催される「日本の美術・全国選抜作家展」に1点出展いたします。詳しくはこちらもWhat's Newをご覧ください。私は初めての出展ですが来場者の人気投票みたいなのもあるらしいです。入場無料なので上野近辺にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

 
 
 

遅ればせながら、上野の国立西洋美術館で開催中の「モネ・睡蓮のとき」展を見てきた。パリのマルモッタン・モネ美術館もオランジュリー美術館も見ていないのでぜひ見ておかなくては…と思いながら会期ぎりぎりになってしまった。モネの睡蓮は有名すぎるけど、伸びやかで風や朝霧を感じられてやっぱり有名だけのことはあるのです。生を見る…実物に向き合う…そこに行く…「見る欲」が人一倍強い私は、昨年もいろいろ展覧会に足を運んだ。手帳を取り出して振り返ってみた。
水戸芸術館で「NUNO」展、茨城県近代美術館で「おいしいボタニカルアート」展。オペラシティギャラリーで「宇野亜喜良イラストレーション」展、芸大美術館で「大吉原」展、智美術館で「前衛陶芸展」も見た。丸紅ギャラリーで「和フリカ第3の美意識」。広島の下瀬美術館(ここも素晴らしかった! のちにユネスコ・「世界で最も美しい美術館」最優秀賞のベルサイユ賞を受賞した。)世田谷美術館で開催された「民藝展」麻布台ヒルズのチームラボ、オペラシティギャラリーで「KENZO」展、スペインではガリシア民俗博物館、もちろん国際平和美術展が開催されたコンポステーラのエウヘニオ・グラネル財団美術展。ビルバオのグッゲンハイム美術館はインパクト大!だった。ゲルニカでピカソの「ゲルニカ」の壁画も見た。ゲタリアでは現地出身のバレンシアガの博物館も美しかった。
服飾関係ではラフォーレ原宿で「ケイタマルヤマ」展、京都・京セラ美術館で「GUCCI」展も。ハイブランドの展覧会はファッションへの興味よりも見せ方や照明、演出に興味があって一流のものはそのあたりも一流なので感心する。
ビルバオつながりで言えばグッゲンハイム美術館の屋外展示で巨大な蜘蛛のオブジェ「ママン」が展示されており、それは東京・六本木の六本木ヒルズにもあって変な?親近感を持っていた。スペイン旅行から戻ってすぐに森美術館で開催中だったその巨大な蜘蛛のアーティスト「ルイーズ・ブルジョワ」展にも。その合間を縫って友人知人の個展やグループ展にも多数出かけた。
バラエティー豊かに「見る欲」を満たされた1年だったかもしれない。目の保養を蓄積して自分の栄養になっていますように…。

 

 
 
 

明けましておめでとうございます
新しい年が始まりましたね。皆様どんなお正月を過ごされているでしょうか? お天気も穏やかで幸い大きな事故や災害の無いお正月休みだったかな?
私は恒例の年末年始4泊5日で実家で過ごしましたが、年々歳をとる母、もちろんこちらも歳をとるわけで…日常と少し違った時間を過ごすだけでくたびれちゃったり、身体が重くなったり…それはまぁ食べ過ぎって事ですが…。巷は9連休なんて盛り上がってますが、私は平々凡々なお正月休みだったかな? それもまた平和ということですね!
12月28日土曜日の読売新聞の朝刊に、先日宝島社から発売になった「NHK趣味どきっ! 筆ペンで描くにっぽんの名画」の広告が掲載されました。監修村西恵津という名前が割と大きく、見つけた友達が朝から写メしてくれました。新聞掲載のイラストなど描いた事は何度かありますが名前が載る事は個展の案内やカルチャースクールの募集記事、沖縄サミットの扇子や団扇をデザインした記事が載った時以来かな? その時しみじみ悪い事で名前が新聞に載らなくて良かったと思ったものです。犯罪の加害者や被害者、不幸な事故の死亡記事じゃ無くて、これは親孝行だと亡くなった父もそんな事を言っていたような…。ささやかな出来事でしたが私にとっては、昨年を締めくくるちょっと幸せな事でした。
今年も皆様にとっても良い年になりますように! 今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 
 
 

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