■2023年9月の「絵てがみコラム」
 

 

今週の「絵てがみコラム」はお休みさせていただきます。
明日10月1日(日)はEテレ「趣味の園芸」、来週10月4日(水)はコミュニティラジオの出演がありますので、是非ご視聴ください。

「趣味の園芸」の放送時間、コミュニティラジオの詳細や聴き方など、詳しくはWhat's Newを御覧ください。

 

 
 
 

先日、都内のハウススタジオでTV収録をしてきました。2年ぶりのEテレの「趣味の園芸」その番組内の3分ほどの《花遊美》というコーナーです。
前回2021年の春の回を見てくださった方はお分かりかと思いますが、あっという間の3分間、今回は秋の花を描きます。前回と違うところは最後にアクセントの「墨」が入るところ。私らしいタッチで描いています。担当のディレクターさんが私のこの絵手紙コラムを見て下さり、今回は墨ありのタッチで行きましょう!と、秋らしいモチーフとの相性も良いんじゃないかな〜。

Eテレ「趣味の園芸」の放送は
・10月1日(日) 朝8:30〜8:55
・10月8日(日) 朝8:30〜8:55
の2回です。
・再放送は各放送後の水曜日13:05〜13:30
・本放送後1週間NHKプラスにて見逃し配信
詳しくはWhat's Newをご覧ください。

 

 
 
 

先日北アフリカのMorocco・マラケシュで大きな地震があり、多くの被害が出ているようだ。またひとつ訪れたことがある好きな町が傷ついたニュースには胸が痛い。何もできないしあまりに遠くて被害の詳細など正直、こんな時代でもあまり伝わってこない。インスタでフォローしている現地在住の日本人女性のLIVE情報だけで、サーモンピンクの土壁が崩れている様子などを目撃する。観光地のマラケシュ市街は幸いそれほどではないようで、観光客も街を歩いているし店もそこそこ平常営業しているようでホッとする。もちろん震源地の山岳地方はそもそも人の手が届いていないのかもしれない。
少し前にトルコの大地震もあったよね? ハワイのマウイ島はその後どうなっているかしら…。山火事も大洪水も、もちろん猛暑も。大変な今年の夏でしたね〜世界中が悲鳴を上げているような。
「記録的な暑すぎる敬老の日」になりそうだけど時はすでに9月も後半、いろいろ差し迫ってきている。月末には引っ越しだ! 荷造りせねば! カエルコレクションだけで20箱くらいになりそうで…ああ途方に暮れる〜〜〜! ふふ! でも段ボール箱も蛙のマークなんだ! 引っ越しも楽しまなきゃね!

 

 
 
 

案の定、4〜5個の用事が同時進行中である。仕事というより「あれこれやること」という感じである。7月の末から始まったマンションの大リノベーションも半分を超えて、この月末には引っ越しが控えている。
引っ越し屋さんの手配から電気ガス水道…この3か月は2世帯契約のア痛たたたた!そんな手続きやら…久々の引っ越しなのでもう勘が鈍っている。早々に届いた段ボールにまだひと箱も詰めていない。あ、そうそう! 蛙のぬいぐるみ系は炎天下の日差しを利用して大洗濯大会を6回ほど実施して箱詰めを待っている。
同じ間取りとは思えないほど、新居のリノベーションは進んでいる。なんせ個性的な施主さんゆえ、「緑に塗る場所、再確認させてください〜」塗装屋さんが私が覗きに来るのを待ち構えていた。「こんな感じですか?」「これで大丈夫ですか〜?」前代未聞な作業に疑心暗鬼のご様子。
「はははは、すみません!」玄関は土間風サイケデリック? キッチンはナチュラルトスカーナ、ダイニングは…昔の弁護士事務所風? 洗面所はミッドセンチュリー・バルセロナ風、本棚とお仏壇周りはモダンバリスタイルにお願いしたいな〜、ベット周りとリビングは…アルコープMorocco風?マテーラ風?かしら…言うのはタダであると言いたいところだが、タダではなかった!
好きを貫くのは大変ではあるが、いとおかし! お楽しみの大絶賛リノベーション中である。

 

 
 
 

金沢香林坊で、一人金沢おでんを堪能して綺麗な夕焼けを楽しみながら歩いていると、「あ?あれが有名な尾山神社?」印象的な和漢洋? 折衷のような門構え「神門」は確か国の重要文化財。吸い込まれるように門をくぐり、振り返ると門の最上階にはめ込まれたステンドグラス(ギヤマンと呼ばれている)がカラフルに輝いている。逆光で門も木々も黒く、空だけがオレンジ色…息をのむ美しさだ。
尾山神社は加賀藩前田利家公と正室お松の方を祀る神社だ。偶然立ち寄れたラッキーをご挨拶して、何気なく本堂の右手に迷い込んでみるとそこに、背丈ほどの蓮の葉のオブジェに何と! 黄金の蛙5匹!! そういえば以前友人からのメールにここで写したであろう写真が添付されていたことがあった! そうか! ここだったんだ! これは見逃していたら後悔しただろう。導かれるようにやってきた自分をほめてやりたいと、何とか自分と蛙たちが一緒に写らないか必死の撮影。人影ポツンポツンの時間帯で良かった! かなり奇妙な光景だっただろう。
縁起の良さそうな蛙たちとの遭遇で、今年の後半いいことありそう! そう思いながらホテルに戻った。8月の金沢旅より備忘録。

 

 
 
 

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