■2022年8月の「絵てがみコラム」
 

何か久しぶりに美味しいもの食べたいよね〜じゃあ美味しいものって何? 高齢な母と娘二人…意見が合うのは鰻だ。たまにちょっと奮発して食べに行くのは4000円くらいの上うな重。鰻の柔らかさ、ご飯の量、たれの丁度良い甘さ、焼き具合の香ばしさ…全体のバランスが気に入って、夏を締めくくるうな重ランチを楽しんだ。自分たちへの残暑見舞いだ。
9月がもうそこまで来ている。久しぶりにイベントの仕事でビッグサイトの展示ブースの壁面に絵を描く仕事。集中力と現場対応力のいる仕事だ。その上コロナの心配、代役のいない仕事の緊張感は準備の時間も欲しいけど、それより早く早くコロナになる前に済ませたい〜〜〜! そんな妙な気持ちとの戦いもあって、気ばかりが焦る。
上手に気持ちも体力も夏から秋に切り替えて、元気に乗り切りたいものだ。美味しい上うな重も食べたことだしね! 頑張ろう〜!

 

 
 
 

自分にご褒美という訳ではないが、今日は一日自分好みに過ごした。
気になっていた知人の個展に足を運び、画廊オーナーお薦めのパスタ屋さんで一人ランチ。ランチセットからはみ出た季節のスペシャルメニュー「桃と生ハムの冷製カッペリーニ」フフフ! 甘い桃とちょっと硬めの桃、2種入りだね! 桃の甘みと生ハムの塩味、たっぷり降りかかったチーズにケッパーの酸味…美味しい! 好みのタイプ! あっという間に食べてしまった。カッペリーニとは髪の毛という意味。それだけ細いタイプのパスタ、もうちょっと量食べたかったな〜。しかし「大盛にして」という勇気はなかった。(場所は大森だったけど…)
そして銀座へ移動してもう一つ個展を見て、さらに日本橋の方に移動。三越本店のいつものEATALYのスタンドでジェラートをセレクト。「ダブルのカップで〜今日は何にしようかな〜メローネ(メロン)とピスタチオにコンパンナでお願いします〜」コンパンナとは生クリームを乗っけてというトッピング。(ああこの注文はきっとイタリア語でも大丈夫!)そして2種類のイタリア産ナチュラルチーズを買った。至福のひと時! これでしばらく楽しめる。私の場合ワインのお供ではなくパンのお供だ。焼いたパンに乗せるかチーズを乗せて焼くか…西日の差す室町を歩いて和紙専門店へ、しばし好みの和紙を物色していつもの筆を数本買って帰る。
一人で楽しむ好みのルーティーン。とても贅沢な一日だ。

 

 
 
 

炎天下が続いていると思ったら青森や秋田の方は桁はずれの豪雨が続いているという。そして台風が近づいている今年のお盆休み。海へ行ったりキャンプに行ったり屋外での予定がある方は残念な生憎な天気になりそうだ。私はま〜〜何もないので、冷蔵庫一杯食料を買い込んで引きこもろうともくろんでいる。
お墓参りもこの際、時期をずらさせていただいて、実家の母を訪ねるのも家族全員4回目のワクチン接種を済ませてからの方が良いだろう。私は火曜日に接種を済ませた。3回目の時ほどではなかったけど37度5分の発熱があり、肩が痛くてその夜は3時間ほどしか眠れなかった。(翌日しっかり昼寝した!)こんなことが5か月に一度繰り返されるのだろうか、ずっと…。
ぼ〜〜っとしてたら8月も半ば、来週は何か楽しいことないかな〜。

 

 
 
 

炎天下の5日間でしたが、流山蔵カフェ+ギャラリー灯環での作品展は無事終了しました。文字通り「アイスコーヒーでひとやすみ」だわ〜と、汗ふきふきたどり着いてくださった皆さんありがとうございました。
翌日ニュースにもなったのですが。流鉄流山線が線路の基準温度を超えて65度になったためレールを点検して、その間松戸と流山の間10分ほどの単線ローカル電車が運転を見合わせていた。会期中じゃなくってよかった! 車じゃなければ、ほとんどの来訪者の足がこの流鉄流山線頼りだったのだ。とにもかくにも無事終了! いつも応援して下さってありがとう〜感謝です! とても幸せなことだな〜って思っています! また精進します!
さて、私の夏はこれでほぼ終わったようなものなんだけど、1週間納期を遅らせてもらっていた年賀状の仕事を終わらせて、8月分の筆ペンイラスト、墨彩画のZoomレッスンの準備、来週からのカルチャースクールの準備などで引き続き忙しかったが、それも一段落の週末の20時。気分はローマに飛んだ! 見透かされているのだろう、もう行きたくてウズウズしているに違いないとあちこちから誘惑される。
まずはオンラインツアーローマの街歩きご招待…ふふふふスマホ片手に1秒でローマのトレヴィの泉だ。今日のローマは38度! 暑そうだ〜マスクをしている観光客は一人もいない。公共の交通機関内と病院施設など以外は全然OKなんだとか。みんなキャミソールに短パン、サングラスと欧米のリゾートファッションで闊歩している…アジア系の観光客は見当たらないな〜。何だか羨ましいな〜同じ夏の光景と思えない。ほんの1時間だけのローマの休日…私の夏休み。

 

 
 
 

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