先週に続いて、今週もリモート風？絵画教室。各自自宅で制作して、途中写真を撮って携帯で送って私もアドバイスを送る…という、リモートとはいいがたいけど。「会えない」というのは確かに「密」にはならないけど、手が出せないもどかしさも…。それ以外のカルチャースクールの各講座はやっと再開した。久々に会う顔に安堵、蒸し暑い中みんなマスクで鬱陶しいけど仕方ないですね。元気に続けましょう！
鮮やかな色のプラムやトマト、アルストロメリアに魅せられて描いてみたけど、心から元気な言葉が見当たらない…。夢のある夏が期待できないな〜。実はこの6月、パリに行く予定だった。パリは何度も行ったことがあるので、観光中心ではなく目的は展覧会。初めてパリのギャラリーで開催される展覧会に作品を1点出品することになり、それを鑑賞するために行こう！と思っていたのです。講座のスケジュールもちょっと調整してもらったりしたのに、当然展覧会は中止、パリ行きは夢と消えた。自分にとっても今年はちょっと記念になる年で、自分へのご褒美と思っていたのに…あ〜あ。
そんな残念なことが世の中には一杯あるでしょうね。身体が元気であるだけでも幸せなことなんだけどね！ そんなわけで「Summer gifts」と、ちょっと強引に描いてみた。

巷で噂のオンラインレッスンとやらを実施した。と言っても主宰ではなく色彩学校の墨彩画講座を今回はオンラインZoomとスマホの動画の両方を使いながら6名の受講生さんたちとつないでもらった。イタリア語のレッスンでは経験済みだが、その時はなかなかネット状況の不安定さゆえ思うようにスムーズに会話できなかった。今回はちょっと心配になってリハーサルをしてもらったりして、先ほど無事に終えた。もちろん近くで墨の濃淡を確認したり、筆の強弱は…などと話しながら出来るに越したことはないけど、会議や打ち合わせなどと違って、自分の世界に集中することもできた。
最初の説明やちょっとポイントを動画で伝えた後は各自制作時間をたっぷりとって、最後に発表会という流れだ。長年色彩心理的な勉強をしてきた受講生さんたちばかりなので、何も心配はない。今回は「今ならではの…」コロナ禍の閉鎖された気持ちや時間、不安や少し緩和された日常を…墨彩画で表現する…という難題。しかし誰も難しい…なんて一言もいうことなく、各々の「今ならでは…」の作品を仕上げた。心地良い集中の時間だったと思う。
いつもは遠方から、名古屋からも参加してる受講生さんもオンラインで自宅のリビングから。不自由と自由を楽しめたような新しい体験でした。

どっぷりと梅雨らしい天気の週末になった。気分も晴れないので白髪染めのついでに、メッシュに緑色のヘアーマニュキュアを入れてもらった。緑色の服が多いのでコーディネートには全く困らないと思うけどね。ヘアーマニュキュアだし、数回のシャンプーですぐに色あせてしまうと思うけど…「色あせてくるとどんな感じになります？」「う〜ん、枯れかけの芝生？」「だろうね」（心の中で…そんな色の服もいっぱい持ってるし〜蛙とのコーディネートもばっちりよね）…と納得して緑のアクセントを入れてもらった。気分のテンションは上がったけど、午後からぐっと曇天で雨が降り出した…。ああ〜梅雨だね〜〜。じと〜っと蒸し暑い風がまとわりつく。
気圧のせいか血圧のせいか、頭が重い…頭に芝生が生えたせいじゃないけど何も集中できないので横になる。なんとなく調子が悪いって人が多いらしい。運動不足だし気分も憂鬱だしね〜仕方ない！ 自分を甘やかしてばかりじゃあダメだけど、ゆっくり新しい生活の扉を開けて外に出て行かなくっちゃね。
それにしても、じっとり蒸し暑くて体が重い！え？単にコロナ太り？

暑いですね〜この暑さでマスクは辛いですね。…と言ってもまだあまり外に出ることなく、巣ごもり継続中の身。特に用がなければStay Home!なのだ。
フリーランス仲間はほぼそんな感じで、先日もイタリアフィレンツェとビデオ通話。すごい世の中になったよね〜まるで隣町。近況報告とちょっと仕事のやり取り。街は少しづつ動き出してはいるけど、観光客のいないフィレンツェはいろいろ厳しい。コツコツと手を止めずに続けることと、今時のSNSなどでの情報発信…どこかで誰かが見てくれているかも…。そんな手探りの毎日を小さなスマホ画面のLIVEビデオでの通話で語り合った。ソーシャルディスタンスで人と人の距離は離れたけれど、なんだかグッと世界が近づいたかもしれないと感じる出来事だった。
さて、今夜は何食べようかな〜と思い立って「冷やし中華！」ハムもキュウリもあるし卵を焼いて錦糸卵にして、スナップエンドウを茹でてベビーリーフやプチトマトをサラダみたいにたくさん乗せよう！ 紅しょうがはあったけど辛子がないや！ 残念！ ピリッとしまらないけど、我ながら彩り豊かで美味！ ああ今年も冷やし中華の季節。