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またすごい奴が登場した! 葡萄一粒1080円! 一房じゃなくって一粒だ。一房16200円…。これが噂の石川県産の高級葡萄「ルビーロマン」。ニュースで今年の初セリ「ルビーロマン一房111万円」というのを見たわ!
一粒が大きく、巨峰の倍くらい。それにしてもその一粒は4万円相当だそうで。加賀の老舗旅館が競り落としたそうだ。お味は糖度が高く酸味が控えめらしい…というのも、絵に描いた餅ならぬ「絵に描いただけのルビーロマン」だ。まだ誰からもいただいていない。私の口には入っていないのだ。葡萄の進化もすごく、ピオーネ、シャインマスカットなどが近所のスーパーに並ぶようになって久しいが、このルビーロマンがお手軽価格になるのはいつの事やら。
さて、そんな実りの秋…がテーマの銀座伊東屋での個展まで1月を切り、かなり焦ってきています。
DMも順次発送していかなくては…なのですが。毎度のことながら、DMの宛名書きが先か作品制作が先か…^^; 悩ましいところだ。気長にお待ちください。詳しくはWhat's
Newをご覧ください。
◆村西恵津作品展「MINORI NO 秋」
・9月18日(月・祝)〜30日(土)
・銀座伊東屋・K.Itoya B1F フレームコーナー
・10:00〜20:00
(日・祝は19:00まで。最終日は18:00終了です。)
・私の在廊予定は25、26日は講座の為在廊できませんが、それ以外の午後1:00〜19:00は在廊したいと思っております。
しばらく夏バテしている暇もありません。皆様もお元気で、お時間許せば是非9月の銀座へお出かけのスケジュールを入れてくださいませ。
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テレビのクイズ番組でアンケートの結果を当てる質問が。おにぎりの具で何が一番好きか? 1位は圧倒的多数で「鮭」だった。私もそうだな〜一つ買うなら「鮭」だな。ご飯+おかず感として一番食事的なおにぎりかと…。その番組では2位が「梅」3位が「ツナマヨ」だった。そうだな〜私も4位までは同意見。4つ買うなら4つ目は炊き込みご飯、5つ目はアサリの佃煮、6つ目は…買い過ぎだろう。
最近は母親の握ったおにぎりは食べれるけど義理の母のは無理!とか、友人の握ったおにぎりなんか絶対無理!とか聞く…。何となく、むなしい潔癖症?
そんなに深く考えたことなかったし、ピクニックや運動会でワイワイみんなで持ち寄ったお弁当に手を伸ばしたよね〜。清潔な手で調理するのが当たり前だと思ってるし、そんなに神経質じゃあサバイバルで生き残れないぞ!と思ったり。なんか嫌な質問。
さて、関東は8月に入ってから記録的な雨+曇天+ちょっと涼しめ状態が続いていて8月らしからぬ気候。私は7月の末に青森・秋田旅行で今年の夏は終わっちゃった気分なので、ま〜良いのだけれど。夏休みの子供たちはちょっとかわいそうなお天気。
食欲もすでに秋を迎えに来ている感じ…。おにぎりも食べ過ぎないようにしなくては…。みそ汁の具は何が好き?
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今年はまだ、テレビでも電車の中からも花火を見ていない。地元の花火大会は次の週末だ。それでも今月の講座のお題は時期的にも「花火」がいいかな〜と、いくつかの講座で街並みのシルエットと花火を描いた。街並みのシルエットは意外に細かい作業に見えてラフに描いても雰囲気が出るモチーフだ。特に都会のビル群をひとつづつ建てるように描いていき、あ〜スカイツリー、隅田川、東京タワーも描こうかな?と盛り上がって描き進めることができる。
各講座も2年3年と継続している方も多く、やはり続けている生徒さんの上達には嬉しくなってしまう。「3年目にして、やっとなんだか…自分でも、いい感じに描けるようになってきた気がします〜!」と笑顔がはじけていた。そうなんです!
何事も続けることが大事で、月に一度くらいのお教室、3年くらい続けてこそなのです。すぐに「私には無理、絵心ないし…」と辞めてしまった生徒さんも何人もいますが、本当は3年くらいしてやっと見えてくる…のかもしれません。楽しく続けてほしいなと思います。
さて、個展は2年に一度くらい…と思っているのですが、今年も銀座伊東屋さんから企画展のお話をいただきました。昨年の春に続いてなのですが9月18日(月・祝)〜30日(土)銀座・伊東屋本店の一筋裏、K.Itoya地下1階フレームコーナーのギャラリースペースでの作品展です。(25、26は講座の為ギャラリーには在廊出来ません)ただ今絶賛追い込み中です!
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秋田も竿燈まつりの準備に追われていた。大手門のお濠には蓮の花が。昨日までの青森は21度と涼しかったが、秋田に入ったとたん夏の日差しが照りつけて暑い1日になった。先月の大仙市の洪水の被害などが気になったが、新幹線もこの日から平常運行、少しずつ復興に向かっているようだった。
民族芸能伝承館や古い商屋の蔵などを見物した後、こんな暑い日はやっぱり美術館に限る! 藤田嗣治の有名な大作を見に行こう! フランスやヨーロッパの香り漂うレオナール・フジタの作品は多く知られているが、かなり趣が違う。縦3.65メートル横20.5メートルにも及ぶ巨大壁画。その制作には桁はずれにすごい地元の名士・平野政吉の存在が。彼は江戸時代から続く米穀商の豊かな家に生まれ美的感覚や好奇心に溢れ、破天荒で豪快で。そんな平野氏がフジタの画才に惚れ込み、コレクターになり、いつしか藤田美術館の構想まで。現在の美術館での展示では空間がちょっと狭いような気もするがこの「秋田の行事」というタイトルの作品には、右側には秋田の様々な祭りや民俗が。左側には村人の厳しい日常や秋田犬、かまくらなどが描かれており、踏みしめられた地面の雪がフジタらしい「白」を残している。半年かけて秋田を取材して制作はわずか15日ほどで一気に描き上げたそうだ。その報酬は当時のお金で平野氏が50万円支払ったと。それは当時家が100軒買える金額だったそうだ。
3つ目の大きな絵の大きなお話でした。
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2つ目の大きなものは青森・五所川原の「立佞武多(たちねぷた)」丁度このコラムがアップされる頃は祭りの最高潮だろう。以前ドライビング関係の情報誌の仕事で、日本の祭りをず〜っと描いていたことがある。その季節折々の祭りをイラストで紹介するのだが、祭りを見てからでは発行に間に合わないわけで一度も祭りを見ることなく資料だけで描いていた。有名な青森のねぶた?ねぷた?もあんなに何度も描いたのに、実物を見たことがなかったのだ。とほほ。
今回も祭り本番ではなく、そのちょっと前、準備になんとなく町が浮足立っている雰囲気を味わって、格納されている五所川原の「立佞武多」と弘前の「扇型ねぷた」を見物した。恥ずかしながら知らないことだらけで「ねぷた・ねぶた」って津軽弁で「眠い〜ねむて〜ねんぶてぇ〜…」ってなまって地域によって「ぷ」や「ぶ」っぽいなまりだったりして、つまりは同じ意味。農民が忙しい夏の農繁期に襲ってくる眠気を追い払うために睡魔を舟や灯篭に乗せて川に流した「眠り流し」が起源とか。夜にこんな大騒ぎをしたら余計に昼間眠たかろう…と思うのだが。長く厳しい冬に耐えて、夏の祭りで村が一致団結するんだろうな〜と感じながら。
ちなみに五所川原の「立佞武多」は高さ23メートルほどの文字通り立ってるねぷただ。一時中断されていたが20年ほど前に祭りは復活した。なるほど!
町がすっきりしていると思った! 立佞武多の運行の妨げになる危険な電柱が地中に埋められたのだ。まるでガンダムの格納庫のような「立佞武多の館」には本番を待つ立佞武多が。よりによってなぜか、私を出迎えてくれたのは大きなカエルの立佞武多だった。なんでやねん!
その疑問は消えず、後日観光協会にわざわざ電話して聞く羽目に…。
大蛇を退治するために忍者ジライヤのお師匠様が忍法の戦術を大がま蛙に伝授するために〜〜???ま。いいか〜! 大きなカエルの立佞武多君は、私に会いたかったのよね^^;
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ちょっとマニアックな用事で青森・秋田に行ってきました。駆け足だけど、偶然にもそれは「大きな物を3つ見る」旅になり、もし行く機会があったらぜひ見たいものだ…と思っていた「見る欲」を満足させるものになった。
まず、青森空港からタクシーをだいぶ飛ばして、豊かな自然の縄文集落跡・三内丸山遺跡に隣接した「青森県立美術館」へ。建築雑誌で見たシャープで平たいその建造物は雪景色に溶け込んで素晴らしいものだった。見てみたいな〜そして笑っちゃうほど大きな「あおもり犬」も…いつか見に行けるかしら…とはいえ、青森県。まず無理と思っていたら縁あってやってきました〜はるばる青森県!
それだけで、ちょっと感動! 雪景色とは正反対の夏景色。青い森は物静かに私を迎えてくれた。
美術館自体は10年くらいなるのかな? 環境に溶け込んで、また周辺の遺跡の発掘現場をイメージしたような、深く掘られた「埋蔵」感を醸し出す造りで、シャガールの大きなバレエの舞台背景画などが常設されている。その中でも一番ユニークなのが高さ8.5メートル幅6.7メートル、建築物と一体化したコミッションワークと呼ばれる作品、奈良美智氏の立体作品「あおもり犬」は屋外トレンチに設けられている。何とももの悲しげで哀愁があり角度によっては、大仏さんに見おろされているような安堵感もあり…。念願のご対面に興奮した〜!
この興奮は3年前のモロッコ旅行でアルガンツリーに登るヤギを見た時以来の似たタイプの?興奮かもしれない。
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