|
|
あれ?温泉に行ったのに湯どころの絵はないの?先週伊豆高原の温泉に行ったと話したら、この絵手紙コラムを見た友人が、どんなところだったの?と尋ねる。たくさんお風呂のある宿で、どれを絵に描こうかな〜?などと考えながら湯につかっていたのに、翌日の城ヶ崎海岸が余りに良い天気で絵になる景色だったもんで記憶が飛んでしまっていた。
「ゆっくり温泉にでも行きたいね」とはいうものの、なかなか実行できずに何とか年に一回。そんな状況は結構みんな同じで失敗したくない温泉旅行情報に貪欲なんだろう。
膝が痛いと言う母があちこち観光に歩き回らず、宿周辺だけでそこそこ楽しめ、東京から2時間程度で、快適できれいな部屋で、でも古風で風情があって。美味しい料理で露天風呂が素敵な宿…ああ、注文の多い客。でも決めては各部屋にマッサージチェアがあったことだったりして。
決めた宿は6600坪の里山に旅籠、別邸、離れと三種の部屋が点在し湯どころにはさまざまなスタイルの〜温泉三昧じゃあ〜!特に「静の湯」と名付けられた一人ずつ寝るようにつかる寝風呂。宿の敷地内の里山には田んぼや畑、ウサギ小屋、夜泣きそば屋台など、ミニチュアの田舎体験の温泉宿でした!個展前に先に「お疲れさん会」やっちゃったような気分。
|
|
|
|
|
ザバ〜っと、大きな波が岸壁に打ちつけられては砕け散って行く。足元から血の気が引いていくような瀬戸際の光景である。よくサスペンス劇場で、追いやられた犯人が、人質をとって刑事に向かって犯行のすべてを吐露しているシーン。(いつも思うんだけど、どうせ取調室で全部説明しなくちゃいけないんだから、こんなところで細かく犯行のあらすじを説明しなくても…ま〜ドラマだし、風光明美なロケーションの方がと思ったりするけど、やはり人は絶壁、岸壁、波打ち際に立つと心を開放したくなるというか、もうどうにでもなれ!と心理的に開き直るものらしく、こういうシーンがよく登場するんですよね)
そんな城ヶ崎海岸に行って、つり橋を渡り、海側から見ようと遊覧船にも乗った。今年の母と娘(妹と私)3人旅は東京から特急踊り子号で2時間、伊豆高原に足を伸ばした。里山に点在する民家風離れ宿の温泉を楽しみ、翌日は海岸の方に。
伊豆と言っても広く熱海、伊東、下田…このエリア、なんだかごっちゃになってて、実はよくわかっていなかったような。そして特に伊豆高原とは山と海がこんなに近くて、海の幸山の幸が美味しく、良い温泉保養地だったとは知らなかったな〜。
|
|
|
|
|
毎日のように個展やグループ展のご案内DMが届く。芸術の秋…。10月11月が一番多いかな? 絵画、陶芸、漆器や手芸関係の展覧会も。昨日もキルト・パッチワークの力作が並ぶパシフィコ横浜の広大な展示ホールに出掛けた。これは友人の入選作品を拝見しに初めて訪れたのだが、根気のいる仕事ぶりとセンスに感心するやら、ため息が出るやら。
そんな沢山の展覧会のお知らせの中に埋もれてしまいそうで、ちょっと早すぎるかな…?とも思いながら、今週順次私の個展のご案内も発送しています。
慌ただしい12月、町は少しずつクリスマスディスプレーが始まっているが、なにやら11月の頭から早々にクリスマスソングを流すのは勘弁してほしいと、スーパーやデパートでお客様からの苦情続出したとかしないとか。確かに12月をそんなに早く呼ばないで!何より私自身が、DM発送が先か?絵が先か?おいおい!絵…つまり作品が先に決まってるだろ!と自分に突っ込みを入れながらも、作詞作曲演出歌唱広告宣伝物販舞台大道具マネージメント、ぜ〜んぶ自分!みたいなもんだから、もう13回目の個展とはいえ、ささやかな作品発表会とはいえ、毎度バタバタなのだ。
DMはお客様リスト、お友達リスト、お仕事関係などより発送していますが、(遠方の方にも近況報告かたがたお送りしている場合もあります。ご負担に思わないでいただければ嬉しいです)漏れてしまった場合やご希望の方がいらっしゃいましたら、問い合わせメールよりご連絡ください。
詳しくはWhat's Newにもアップいたしました。
12月3日(月)〜9日(日)東銀座・銀座煉瓦画廊にての開催です。
ご高覧いただければ幸いです。
|
|
|
|
|
|
夏から秋の初めに咲くホトトギス(杜鵑)が今頃咲いている。でも急な寒波でパッと咲いてパッと散ってしまった。昨年絵画教室のモチーフに、生徒さんが自宅の庭から切ってきて下さったものを持ち帰って、しばし花を楽しみ、葉っぱが割と元気だったので、そのまま花瓶に挿していたら根が出て来た。もしかしたらと思って小さな植木鉢に植えてベランダで放っておいたら今年見事に花を咲かせた。
野草系の植物はタフだ。特徴のある斑点のある花は、鳥のほととぎすのお腹にある斑点に良く似ていることからこの名があるが、鳥の名前がそのまま付いた花も珍しいらしい。確かに!
他に思いつかない。日本の秋にとても似会う一枝で、この雰囲気は他に変わりがないと思えて結構好きな花でもある。
それにしてもあっという間に11月。来月に予定している個展のDMも出来あがってきて、ここ数日あて名書きに追われている。ず〜〜〜っと先だと思っていた12月が、ものすごい勢いで忍び寄っているような…ちょっと背中が寒い…急な寒波のせいだけではなさそうだ。
28日の「かえる秋祭り」あいにくのお天気の中、駆けつけて下さった方々、ありがとうございました。今年もマニアックで楽しいひと時でした。
|
|
|