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鬱陶しい天気が続いている。週末ごとに雨だ。まだ梅雨ではないらしいけど…今週の絵手紙コラム、何描こうかなぁ〜心も晴れない1週間だったし…撮り溜めたスマホの写真をスクロールして、何か爽やかなモチーフは無いかと…あ!
これはどうかな? 少し前に訪れたデパートでのイタリアフェアで食べたティラミス。綺麗な黄色い食用菊を散らした、シチリアレモンのティラミス!
レモンソースが塗られたお皿の上にレモンフレーバーたっぷりの
ティラミス。レモンのソルベとレモンのメレンゲのスティックがあしらわれていて、見るからに爽やか、レモン尽くしだった! 美味しかったし見た目も映えるドルチェ!
イタリア素材に繊細な日本人の感覚でおしゃれに仕上げられていた。
最近国産のレモンもとても盛んに作られて、瀬戸内レモンのお菓子やドリンク、ドレッシングなど国産レモンが溢れている。気候変動の影響もあるのかな?
日本で多く作られるようになったのは、大歓迎だね。柑橘系も大好物そしてメロンの季節到来! 困るなぁ〜また太ってしまう!!
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今週は仕事が特に忙しいわけじゃなかったけど、母の病院の付き添いやとても親しい知人のお見舞いや水彩画教室のために川崎に行ったり、知り合いが出品している美術展を見に上野の都美術館に行ったり…和紙を買いに日本橋に行ったり…なんだか慌ただしい一週間だった。
幸い5月らしいさわやかな気候に恵まれてフットワーク軽く出かけることができたけど、この週末どっと気分が下がる悲しい知らせが…そのお見舞いに出かけた方が亡くなった…実家の近所で家族ぐるみでお世話になった明るい世話好きのおばちゃんだった。町内会のムードメーカーで私と母のちょうど中間くらいの年齢で…まだまだ生きていてほしい人だったのに。
週明けの通夜と告別式は丁度カルチャースクール3連ちゃんと重なる、月末で日程変更は無理だ。時間的にもぎりぎり駆け付けられない、明日、家からの出棺をお見送りしよう…。お見送りの気持ちを込めてフラワーアレンジメントを一つ作ろう。今年春先にもそんなお供えの花を盛り合わせたな〜。頂くのは白と紫の花ばかりだったからちょっとピンクが入ったアレンジメントを喜んでもらえたな〜。真っ白じゃなくってもいいよね〜明るい人だったし…と思いながら花を挿すと泣けてきた。
そんなことをぐるぐる考えていたら、友達から一本のメール。次のコンサート最前列の一枚を私に譲ってくれるという…棚から牡丹餅、空から天使!
ああ、これが人生なのかな〜悲しいこと嬉しいこと、予期せることが毎日起こる。
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馴染みのカフェ、流山の古舎カフェ灯環さんがオリジナルブレンドのドリップパックの珈琲を発売した。パッケージの表には以前、灯環さんの為に描いた珈琲カップの私のイラストが採用された。クラフト紙に渋めのプリントがちょっとノスタルジックな雰囲気のお店に似合ってなかなか良い感じ。そして珈琲の味も、とっても私好みの店内でいただける味が再現されていて嬉しい。もし機会があればお試しいただきたいな。
店内と流山に先日オープンした「流山市白みりんミュージアム」でも販売されています。詳しくはwhat's
Newをご覧ください。
そして久しぶりにケロケロワールドも更新しました!
No.1391〜1410まで、またまた個性的なメンバーが仲間入り! プレゼントしてくださった皆様にも感謝! ありがとうございます。
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今週の絵手紙コラムは何を描こうかな〜とネタ探しをしていたら、連日のニュースでローマ教皇の選挙の様子が報道されていた。先月映画「教皇選挙」を見たばかりだったので興味深く成り行きを見守っていた。宗教的には多くの日本人と同じくさほど興味はないのだが、世界中から枢機卿が集まって密室で投票を繰り返して、煙突から出る煙の色で教皇が決まったかどうか知らせる…そんな全てが珍しい光景なのだ。しかもバチカンのサンピエトロ大聖堂が連日映し出されて、選挙はあのシスティーナ礼拝堂を閉め切って行われている…なんて、イタリア好きにはたまらない!
バチカン市国には30年くらい前?に2度行っているが、大聖堂に入った途端ミサが始まって響き渡ったパイプオルガンの音に感動して泣きそうになった事を覚えている。神聖な空間独特の単に観光地ではない祈りの場である事を痛感するのである。カトリック教徒14億人のトップに立つ人の選挙という事で注目されるのは当然かもしれない。
日本ではコンクラーベと言う言葉が何とも日本語の根比べと似てて、ダジャレとして記憶されがちだけど、選挙とかの意味ではなく、コン(con)は共に、クラーベ(clave)は鍵。外との交流も通信も絶たれて鍵をかけられた空間に閉じ込められる様を表していて…本当はもっと深い意味があるかもしれないけど…映画の情景とフラッシュバックして、益々興味深いニュースだった。
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ゴールデンウィーク真っ只中ですが、今年も遠出の予定はなく都内の百貨店で開催中のイタリアフェアに。1年間貯めた友の会のカードから、ちょっと普段では買えないモノに散財するプチ贅沢なのです。
1番の目当てはイタリアの春の味、カルチョーフィ! あまり馴染みがない? 見たことはあるでしょう? アーティーチョークをイタリア語でカルチョーフィと言うのです。アクが強くて下準備が大変、日本ではあまり栽培されていませんよね?
個性的な紫の花をフラワーアレンジメントに使ったことはあるけど、自分で料理したことはない。以前フィレンツェに滞在した時、1日お料理教室で見学したことはあるけどね。酢漬けで食べたり、今回はローマ風肉詰めのカルチョーフィのお料理がイートインで食べられるという事で楽しみにしていた。ユダヤ風と言うのもあってそれは丸ごとフライにした料理だとか。無難に?ローマ風をチョイスしたけどユダヤ風の方が良かったかな〜。どちらにしても食られる部分は少なく、まるで筍のように皮を剥いて剥いて…皮の付け根のちょっとの部分を味わう感じ…でも何だか季節の味って気がして好きなのです。
そういえば昨年秋に訪れた北スペイン、ビルバオのレストランで注文したカルチョーフィ料理もほとんど私1人で食べちゃった! それにしても我ながら、変なモノが好きだなぁ〜イタリアフェアでは他にシチリアレモンのティラミス、チーズや生ハムはもちろん、締めのジェラートまで満喫した。
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