■2020年12月の「絵てがみコラム」
 

今年も残り1週間足らず、クリスマスもお正月もどちらも使える花を買おうと花屋の店先を眺めると、もうほとんど売る気を無くしている葉牡丹の小ぶりの苗が。何枚もすでに葉をもいで盆栽のように茎が露出している。でも真上から見ると紫のバラのようで美しい。小さな株が5〜6個付いているちょっと珍しいスプレー型の葉牡丹と緑色の中に一つだけ残った紫の葉牡丹。残りの力をふり絞って「買って!買って!」と言っているようだ。この2株を連れて帰ることにした。今年の年末年始は華やかさに欠ける正月休みになりそうだけど仕方ないですね。連日新型コロナウィルスの感染者数の記録を更新しているんだもの…仕方ない。地味に過ごそう(いつもか!)この恐怖に明け暮れた1年だったですね。2021年はどんな年になるのでしょうか? 元気が一番ですね!
そうそう、秋の健康診断と先日の超音波とか半年に一度の血液検査とか何だか何も引っかからなかったのです。コレステロールとか肝臓とかLもHも一つもないのは…初めてかも?ちょっと血圧は高めですが薬で調整出来てるし、どう見ても太めですが取り立てて問題なし! 優秀優秀と自分をほめてあげて今年を締めくくることに。
今年もお世話になりました〜絵手紙コラムも華やかな話題がないのに見てくださってありがとう! 年明け早々にはちょっとしたニュースをお伝えできるかと…。
どうぞ良い年をお迎えくださいね。くれぐれもコロナに気を付けて!
バイバイ! 2020年!

 

 
 
 

墨彩画の講座は今年最後のリモートレッスンで終えた。お正月に飾れるものを…と無地の板の羽子板をそれぞれに送り自宅で描いて、みんなでシェアして寸評して。コロナウィルス感染拡大が続く今、次回こそ次回こそと言いながら結局ずっとZOOMでのレッスンが続いた。仙台や名古屋から参加できて結果オーライだけど、描くことに慣れた受講生さんばかりだからそんなに不自由ではないけど、細かい対応が出来なくて申し訳ない気がしてネットにも不慣れで…私自身が進歩しなくては…としみじみ。来年は墨彩画講座も是非対面レッスンで復活したいものです。
恐ろしい速さで師走も終盤、まだやり残したこと、年をまたいでの緊張する仕事も控えていてまだ締めくくれない…今年は何という年だったのだろう…。来年は笑って思い出したいけど…どうでしょうね〜? 今年も残すところ10日ほど(冗談みたい)次のコラムまでの1週間の間にいいことがありますように…。
あ! ピンポ〜ンと宅配便が。思いがけない知人からパネトーネが届いた! 箱を開けるとぷ〜んとイタリアの香り! イタリアのクリスマスのケーキだ! 大好物!やった〜〜〜! 嬉しい〜いいことあったじゃ〜〜ん!

 

 
 
 

皆さん、特別定額給付金…ってどうしました? 私は今年縁起が良いという濃い緑色の長財布を新調しただけで、あとはなんとなく生活費に消えてしまった…。本当に仕事が激減して生活費を補助してほしかったので正しい使い道だったと思う。中にはちょっと豪華な食事をしたりリモートワークのためにクッションやカーテンを買い替えたという人も。子供でも一人10万円だったので子だくさんの家庭は思いがけないボーナスになった!という家庭も。でも多くの家庭がコロナ感染拡大の影響を受けて仕事が減ったり会社やお店がつぶれたり…焼け石に水で楽しい思い出に残る使い方をした人など聞いたことがない。
そんな中、妹は「本、作ろうかな〜」と言い出した。妹は私以上に海外旅行好きで、特に叔母が健在だったころは叔母の住むアメリカ・コロラド州のコロラドスプリングスに年に2回は行っていた。叔母の家を拠点に2年ほど語学留学をしていたこともあった。叔母が亡くなってからはアメリカに限らず、旦那さんの休暇と合わせて子供のいない妹夫婦は気ままにフットワーク軽く旅行を楽しんでいる。しかし今年は、ご存知の通り海外旅好きには辛い辛い辛抱の年。旅行1回分特別給付金を足しにして…そんな旅のコラムを集めた本を作っちゃおうかな〜と。毎回旅のアルバムの最後にぎっしり旅紀行文を書いていたな〜。面倒臭くて読んだことなかったけど。
そういえば作文で豪華なシンガポール旅行をゲットしたこともあった。原稿用紙の周りに私が描いたイラストが良かったのよ! と言い張って私も便乗してご招待にあずかった。(ペアでご招待が特選の商品だったからね)そういう訳で文章は私よりだいぶ上手な?妹である。
そんな旅のコラムをまとめて、コロナ禍の引きこもり中に自費出版…出版じゃないね。販売はしないので、自費記念本制作。どうせ作るなら長年習って来たカリグラフィーでタイトルを書いたり好みの色や紙質にこだわって…。案の定、その時期仕事がぱったり無くほぼ失業中のイラストレーターの姉の手をフルに活用して立派な本がド〜ンと出来上がってきた。贅沢と言えば贅沢だけど、ちょっとあっぱれだ。いつかコロナ禍のこの時期を思い出す時、姉妹共作のいい思い出になるに違いない。
私のギャラ? 数冊の現物支給。旅好きの友人たちの間で回覧するかな?

 

 
 
 

Preghiamo per la felicita` 私たちは幸福を祈っています。と自分たちに言い聞かせたくなるような…12月に入ってもコロナの感染拡大は続いている。このまま年末年始…どうなるのでしょうね〜。
嘆いていても暗くなるばかりなので、何か楽しいことを考えたいけどね〜。今年はクリスマスリースを新調したいな〜と思っては見たものの時間がありそうで無いので、生花で作るか…。今時のクリスマスリースはどんな雰囲気が流行ってるのかしら…とインスタでチェックしてみると、お洒落な花屋さんやフラワーアーティストがセンスを競っていた。素敵なのが一杯! 最近は花束を逆さにつるしたような、最初からドライフラワーになることを想定して枝モノや実モノなどちょっと渋めのスワッグと呼ばれるものが人気だけれど、ちょっと華やかさに欠ける。やっぱりリースがいいな〜。あ〜それを考える前に年賀状の絵を描かなくては…たっぷり時間があった春でも夏でも、解っているんだからさっさと描いておけばよかったのに、と後悔しても時すでに遅し。
しっかり12月である。12月なんだよね〜信じられないけどもう12月。

 

 
 
 

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