■2018年6月の「絵てがみコラム」
 

関東地方は記録的な速さで梅雨明けした。連日猛暑で私も早々に室内熱中症気味。5階建ての5階、日中の照り付けた熱気がこもったまま頭の方が熱い感じで…気分が悪い。サッカー中継を見て寝不足?という程でもない、就寝1時2時はいつものことで、大概仕事や絵を描いて2時くらいが就寝時間だから、今回のワールドカップの中継時間は悪くない。
さて、そのサッカーワールドカップ、日本代表は予選リーグを突破して、決勝トーナメントに残った。3試合とも今まで見たことがない試合だったような気がする。いきなりの勝利もうれしかったし、取られても追いつき、また取られても追いつき…のセネガル戦も興奮した。生意気な言い方をするとすごく世界水準に追いついたような…予選突破を決めたポーランド戦のボール回しに関しては、色々賛否があるみたいだけど、この試合さえも今まで強い格上のチームのやる「作戦的」なもので…へ〜日本チームでもこういう戦略を選ぶことがあるんだ〜なんて妙に感心して見ていた。フェアじゃない!ということはない! フェアじゃないイエローカードをたくさん取ったチームの負け! 文字通り紙一重、いやイエローカード2枚の差なので、「紙二重」の勝利だ。しかしちょっと、もやもやした気持ちで終わった予選リーグ、次の本戦でいい試合をしないと確かに後味が良くないのも事実。ハードルを少し上げてしまったのかもしれない。ベルギーすごく強いらしい。がんばれ〜〜〜!
相変わらず、私の方は人物を描くのは得意ではない。しかし今週はサッカー…描かないわけには…4年に一度だし…冬季オリンピックのフィギュア選手の絵が妙に?好評で「プリントアウトして、飾っちゃった!」とか「待ち受けにしちゃった!」なんて言ってくださる方も。
苦手でも挑戦していかなくっちゃね! 選手誰描くのかな? 誰ファン? え?私? モロッコの監督!…なんじゃそりゃ!

 

 
 
 

久しぶりに何も予定のない土曜日。9時過ぎまで爆睡した。週明けの仕事の準備をしなくっちゃ…だけど、今日一日はちょっとのんびりしよう。
灯環での作品展と並行して、10月発売を目指して「モダン絵てがみ」(仮)の第2弾の準備が進んでいる。昨日も一部、描き方のプロセス撮影で出来上がりまでの筆遣いや、絵の具の具合などを順を追って撮影していく。4年前に発売された「モダン絵てがみ」(日本ヴォーグ社刊)はおかげさまでじわじわと売れているらしく重版されている。盛りだくさんの内容で絵を描かない人でも見ていて楽しいとアンケートにも多く書かれていた。嬉しい限りだ! しかしその盛りだくさんの内容に第2弾としては、大いに苦しめられているのだけれど…。伝える方も見る方も、ワンランクアップ!を目指したいものですよね。
さて、この本の出版以後、機会が増えたカルチャーセンターなどの講座。もともと我流で描いているので、大人の人に正しく教える…なんて得意なはずもなく、毎回悪戦苦闘、後悔やら反省やら…しかし講座の準備のためにサンプルを何度か描いていると、それなりに上達するもので、そうか〜やっぱり3回くらい復習すると身に付くんだろうな〜と実感。受講生さんのリクエストで前回挑戦したガラスの器に水、そして花一枝…難しいよね〜難しくないわけがない! 教室内がジワ〜〜っと重い空気になる。いや〜〜一回でそんなに上手に描けるわけないよ〜と、励ましてみたものの益々絶望的な空気が立ち込める。すぐに挫折しないで、3回くらい気長に付き合ってくれるといいんだけど。でも美大受験の予備校ではないので、毎回楽しく描きたいとそれなりに工夫をしているのよ。食べ物とか季節の綺麗な花とか…。今回は水の次は「氷」! え? 難しそう〜? そうでもないからご安心を。
各講座随時、受講生さん募集中のようです。ご興味のある方は各教室にお問い合わせください。What's Newからリンクしています。

 

 
 
 

気温差が激しい日が続いている。体調崩さないように皆様もご留意ください。
灯環の作品展にお越しいただいた方々、応援してくださった方々、ありがとうございました。無事盛況にて終了。また新しいことに挑戦して、愉しい出会いや反省、いろいろ学ぶことも沢山ありました。次につながる良い経験だったかと…ってなんだかアスリートの言葉みたい。
アスリートと言えば、サッカー!ワールドカップが始まりましたね。前回のブラジル大会の日本チームの試合の時、たしか私はモロッコ旅行中で、モロッコで初めて出来たばかりのスタバの前のサッカーボールのモニュメントの前で写真撮ったり、初戦日本チーム勝利のデマで一喜一憂したり…あの時からもう4年たったのね…と思うと本当に時のたつのが恐ろしく速い。当時モロッコは出場出来なかったけど、今回のロシア大会の出場国に名を連ねているのを見て、「頑張ったのね〜」…って何! 上から目線? そんな余裕はきっとないよね。我が日本チーム、頑張れ〜〜!
頑張れ〜って私自身にも! 今週は講座やお教室が続いたり、イラストの仕事が重なったりで忙しい1週間だ。2週間ぶりに整体マッサージに行ったら、呆れるほどすごいですね〜と。院長先生の指が突き指しないかと心配な位、ガッチガチの私の首・肩・背中・腰…梅雨寒も辛い…頑張れ〜〜!

 

 
 
 

31日から始まった蔵カフェ・灯環での作品展。早くも残すところ9日・10日この週末で終わりだ。カフェの人気も相まって、こんな辺鄙な(失礼!)ただの住宅街にどこからともなく人が集まって、連日おかげさまで盛況なのです。この「地」らしさに注目したテーマということもあってか、何と光栄なことに流山市長さんまで御来廊!テーマの表現にも興味を持っていただきました。
そして、先日催されたコラボイベント、「発酵アフタヌーンティー&トーク」は、皆さん美味しかったし楽しかったし…そして勉強になった〜!と大好評のうちに幕を下ろした。私の作品展のテーマに合わせて企画いただき、料理研究家で日本糀文化協会理事の大瀬由生子さんとのトークとカフェ灯環のオーナーシェフの力作発酵メニュー。なんとなくしか知らなかった「発酵食」に関して、聴いて納得!食べてみたら確かに…美味しいじゃ〜ん!という訳で、今回の作品展に愉しく美味しい花を添えていただいた。
そして暑い中、お忙しい中遠くからお越しいただいた方も多く、皆さんに感謝です! 引き続き10日・日曜日まで開催です。
この後の予定は、秋発売を目指して「モダン絵てがみ(仮)」第2弾の準備、そして10月15日〜21日・銀座煉瓦画廊での個展。年2回の個展作品展が続いて、梅雨も夏もダッシュです! この後もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 
 
 

梅雨入り前のさわやかな好天に恵まれて、31日から流山の蔵・カフェ灯環での作品展が始まっている。最近雑誌や情報誌、ぶらり街歩き的途中下車の旅などメディアでの紹介が立て続け。カフェの知名度が上がって、ランチの予約が取り辛いほどの人気店になっている。そのせいもあって連日ギャラリーも盛況で、リピーターさんにも好評で、ちょっとホッとしている。
今回は「KAMOSHI DASU」…という謎の?テーマで作品づくりをした。地場産業でもある醤油醸造やみりんづくりなどに興味をもって、それらの道具やイメージを描き、図案化したりして、水彩画作品とその柄を使ったコラボグッズへの展開を発表させてもらっている。初日から流山市の観光協会の取材があって早々に市のホームページやFacebookに紹介されていたりして、初めてのお客様も。
灯環では5度目の作品展になるが、今回も私のイメージであれこれリクエストして、作品展とのコラボスウィーツとして地元の蔵出しこうじ味噌を使った「味噌と黒糖のシフォンケーキ」が期間限定で提供されている。4日・月曜日は、それに加えて灯環主催の「発酵アフタヌーンティー&トーク」のイベントが。料理研究家で日本糀文化協会理事の大瀬由生子さんをゲストに迎え、「発酵×イタリア×流山〜聴いて納得、食べて美味しい異色のコラボ」なる企画が。早々に満席になり現在キャンセル待ちですがそれも複数人いらっしゃるようで、申し訳ありませんがこの後はちょっと無理そう。私もイタリアでの美味しい発酵食?の体験などをちょこっとお喋りさせていただこうかと…。コラボ×コラボの化学反応が楽しみなイベントになりそう。
絵を描くのは自分の内面にぐ〜と入り込んで、いわゆる孤独で閉鎖的な作業だけど、今回はその後のじわじわ〜とした広がりが今までとはちょっと違う。まさしく発酵中?何が醸し出されるかしら…?

 

 
 
 

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