■2018年2月の「絵てがみコラム」
 

少女漫画風に描かずにいられない、男子フィギュアスケートのメダリストたち。良かったね〜すごかったね〜! 女子のメダルは残念ながらもう一歩で届かなかったけど。やっぱりフィギュアは冬季オリンピックの華ですね。
花と言えば、メダル授賞式のその前のフラワーセレモニー…ってお花無いんですけど…。オリンピックの花束贈呈ってその開催国の趣味やセンスが出るので毎回楽しみにしていたんだけど。生花も凍る寒さのせいか、そもそも旬の花が乏しいのか、はたまた肝心の選手たちには、持ち帰りにくいし、枯れちゃう記念品なので不評なのか。妙に気になった。だって真夏の東京オリンピックのために日本中の花農家の人たちが、暑さに強い紅白の花の開発に戦々恐々としてる…ってだいぶ以前に聞いたことがあって。その方たちは「え!?花束無し…ってあり?!」って焦っているのではないか…なんて余計な心配しながら笑顔の授賞式を見ていました。
さて、オリンピックが終わるとちょっと春らしくなるかしら? 私の「モダン絵てがみ」「やさしいはがき絵」の各講座も継続しています。また新たに柏のよみうりカルチャーも新規に始まります。ご興味のある方はWhat's Newの方に詳細をアップしていますので、各講座にお問い合わせください。春から新しいこと始めてみませんか?(このコラムで文字の色が変わっている部分をクリックするとリンク先に飛びます。クリックしてみてください)
その前にちょこっとイタリアに行ってきます! 次週の絵手紙コラムはお休みします。その次は微妙ですが時間を見つけて不定期にお土産話をずんずん!描いていく予定です。楽しみにしててくださいね。

 

 
 
 

このコラムでオリンピックについて描いたのも、もう何回になるだろう。夏と冬のオリンピックで2年ごとになるね。そして次は東京オリンピック…と思うと…おお…恐ろしい。時は余りにも早く過ぎゆく…ですね。美味しい愛媛のいよかんをいただいた。一つ丸ごと食べるのは贅沢だから大事に集中して食べていたんだけど、思わず手を止め、心落ち着かせて祈るように見入ってしまった男子フィギュア。すごいね〜ケガからの完璧な復活。ドラマよりドラマチック。2日目のフリーはどんな結果をもたらすかしら…。
さて、ちょっと面白い仕事の報告、以前描いた浅草寺の雷門のイラストが朝日信用金庫のネットの口座(東京下町支店)限定のキャッシュカードに。選べる2デザインの一つに採用されました! え? もう一つのデザインはどんな? な〜るほど〜! パンダ・シャンシャン親子の可愛い写真! これは勝てないな〜別に勝負ではないけどね。ご興味がある方は是非。

 

 
 
 

平昌オリンピックが始まった。4年に一度も客観的に見ているものには早く感じる。ソチオリンピックがついこの間の事のような…。選手は違うよね。積み重ねてきた練習の成果がしっかり発揮されますように…。
今週はなんだか中だるみ?怠け者の1週間だった。その上プリンターは壊れるし、カメラの不具合は悪化、腕時計も電池を取り換えたのに治らない…手痛い出費だ。仕事も遊びも準備にいろいろ物入りなのに…とほほ。素早く確定申告をしなくては……まだ全然手を付けていない。
ダメだ〜〜。とりあえず久しぶりにケロケロワールドをやろう!(どうして!)去年の夏前からため込んだ蛙たちを一挙40、大撮影大会! 一日がかりで管理人さんにアップしていただきました! お待たせしました! ほとんど頂き物の蛙たち、ゆっくりご覧ください(No.1031〜No.1070)
全貌をお伝え出来ないのが残念なのですが、このケロケロワールドの1063番に登場した目覚まし時計。喋ったり踊ったりするのです。AI の時代、何もこれぐらいのことに驚くことないのかもしれないけど、アラーム時に2匹の蛙が輪唱するとか。え?!まだ聞いてない…!ってアラームで起きれてないじゃん! それに決まった時間ではなく唐突に「実家に帰らせていただきます」なんてつぶやくのだ「え!?なんで?」と思わず返事をしてしまう。奇妙な奴がやってきたものだ。

さて、自分を鼓舞するためにも今後の予定を少し。
・4月から柏よみうりカルチャーでの新講座がスタートの予定
・5月(日にちはまだ未定)肥後細川庭園松聲閣での
 「色彩と墨にたわむる」ワークショップ今年も実施予定
・5月31日〜6月10日流山・蔵カフェ灯環での個展
・10月15日〜10月31日銀座伊東屋での個展
・秋に「モダン絵てがみ」の第2弾、新著書出版の予定…
などなど、怠け者になっている場合ではないのだ。

 

 
 
 

寒い日が続いている。私はちょっと一休み…恵比寿のイタリアンレストランの壁画も日曜日に完成して私の手を離れた。約6日間頑張りました。
壁画というと教会や国宝級のものを想像しちゃうかもしれませんが、ちょっとざっくりな位が丁度良いのです。描きこみ過ぎると圧迫感が増して空間だけでお腹いっぱいになってしまう。名画ぞろいの美術館にいると疲れるのもそのせい。そんなインテリアの事をちょっと心得ている私の絵のタッチを気に入って下さり、初タッグを組んだお仕事だ。そこはナポリピザの店ということもあり、ナポリのヴォメロの丘から眺めたナポリ湾や街、そして約2000年前にヴェスビオ火山の噴火で火山灰にうずもれた古都ポンペイ、その遺跡を描くという依頼だ。一晩で街や人々が焼け落ち、何年も火山灰の下に眠っていた町が掘り起こされ蘇っている。数あるイタリアの世界遺産の中でも独特な圧倒される空間だ。空間というより町ごとですもの…すごい!の一言。
訪れたことがある人には特に印象深かっただろう娼婦の館。その壁面画が鮮やかに残っていたのだ。大昔も現代も人間の「欲」に大差はなく、芸術とかではないような生々しい…。そこに触れないのもポンペイを語るには…とお店の設計・デザイナーさんからのリクエストで「ポンペイの春画」も小さく描き加えることに。「え!?本当に? Barとかじゃなくってファミリー向けのPizzeriaですよね? いいのかしら…?」我ながらその「ポンペイの春画」部分、2000年前の絵師さんより上手に描けたな〜と思っていたのですが、案の定お店のオーナーやスタッフからNGが。やっぱり! そんなこともあろうかと、珪藻土で壁を塗ってくれた左官屋さんから、ちょっとその珪藻土をもらっておいたのよね。火山灰ではなく珪藻土で、その絵は1日にして壁の中に塗り隠され「まぼろし」となった。ちょっぴり残念な気もしたけど、それもポンペイらしいかな?いつかリニューアルや取り壊される時に壁を砕いたら、あらあら!怪しげな絵が出てきた…なんてね! お店の詳細はWhat's Newで。

 

 
 
 

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