|
|
東京の染井吉野の開花宣言が出たけど、風が冷たくてこの週末はお花見なんかまだまだ…という感じ。でも道路の脇には春の草花がしっかり芽を出してるね。
毎年この時期には「道草」と呼んで家の周りをきょろきょろしながら草むしり?春の捕獲?ちょっと頂いて持ち帰って洗剤でゴシゴシ! そういえば秋にも木の実や枯葉を探し求めて線路脇から公園までぐる〜りと、知らない人が見たら下ばかり見ながら謎の行動だけど、週末の絵画教室のモチーフに最適だ。草花にはお花屋さんで売っている花とは違う魅力があるから。
さて、昨年四季折々に開催した文京区の古民家でのワークショップ。今年は場所も新たに素敵な肥後細川庭園内にある「松聲閣」での開催が決まった。今現在モダン絵てがみや水彩画の教室で行っている内容より、もう少し「墨」よりで即興的に心象風景を描くようなそんなワークショップです。心地良い空間で水彩絵の具のにじみや墨の擦れや…そんなちょっと非日常の時間を楽しんでもらえたら…と色彩学校時代の友人たちと企画しています。もしよかったらゴールデンウィークの予定に加えてくださいね。
詳細、お申し込み方法はWhat's
Newをご覧下さい。
|
|
|
|
|
|
同じ県内でも、なかなか足を延ばすことがない成田より先、遠足気分で出かけてみた。
春めいてきたとはいえ早起きの朝、肩をすぼめる寒さの中、水郷の町「佐原」へ。江戸時代から利根川の支流、小野川の両岸とその周辺には河岸問屋や宿、大きな蔵のある商家などが軒を連ねて、まるで映画のセットのように今なおそんな歴史的建築物が残っている。千葉県有形文化財、重要伝統的建造物群保存地区。小江戸川越のもっともっと小規模な「小小江戸」?でも荷を運んだであろう川と荷揚げしたであろう石段が良い風情だ。観光客を乗せて小さな船が行ったり来たり。
古民家の和食屋で小江戸弁当に舌鼓、ちょっとぶらぶらして…お土産物も漬物と小魚やアサリを串に刺した素朴な佃煮。いい感じの田舎の観光地っぽさが大人の半日遠足には丁度よい感じだった。もう少し温かくなったら川岸の柳も芽吹いてきれいな緑が重厚な建物に色を添えるだろう。
そして帰りには千葉で下車。(電車は1時間に1本程度なので要注意だ)16日からスペースガレリアで始まった「マトリョーシカ&たまご」展へ友人たちと同伴出勤!?盛りだくさんな一日になったという訳。そんな遠足気分で、もしよかったらお出かけください。「マトリョーシカとたまご」展は26日まで開催中です。
|
|
|
|
|
3月11日、東日本大震災・原発事故から6年。誰もがあの日を思い出す1日だろう。
あの日私は栃木県の佐野市でのんびり音楽劇など鑑賞していた。あの地響きのような大きな音と揺れと舞台の照明器具がガーーーと左右に揺れて、あちこちで悲鳴が上がった…。もちろん舞台は中止され、自宅に帰れなくなって駅の待合所で一晩過ごした。地元の人たちが佐野ラーメンのスープを差し入れしてくれた。まだまだ春浅く、寒い夜だった。翌日動き出した電車で帰宅、家の中は泥棒に入られたように荒れて、いろんなものが落ちて、ベランダの窓ガラスが開いていた。ガタガタ揺れて鍵が外れて開いたのだろう…。そしてやっとテレビを見て、東北の現状を見たのだ。
翌年のこの日はイタリア・フィレンツェの教会で祈った。いつ何が起こるかわからない自分に残された時間を思って、思い切ってイタリアへのプチ留学を後押しした出来事でもあったのだ。
その次の年からは、この3月11日に被災地への祈りを込めた歌を出し続けている人のCDを、この発売日に買いに行く…もう何年も。
何もできないし、わが身の事のように思うのはやっぱり無理だけど忘れないようにしよう…そう思う。
|
|
|
|
|
|
三寒四温と言いたいところだけど、実際は5.5寒1.5温程度。まだまだ風が冷たい。それでも鼻がぐずぐず眼もかゆくなってきた…。花粉症の症状が春の接近を知らせているようだ。
今週はレギュラーの仕事に追われた。JA兵庫西の月刊情報誌「にっしいひろば」の表紙は1年の掲載が過ぎ、2年目継続が決まった。セキスイハイムの季刊会員誌「ハーモネート」の表紙は9年目を迎えこれも継続中だ。朝日カルチャー千葉の講座案内のパンフレットの表紙も3回目。思いがけないところでそんな表紙を目にしました〜!と声を掛けられることも。どこかで私の絵が、誰かに春を告げているかと思えばとてもうれしく思います。
さて今年第一弾のイベントは千葉スペースガレリアでの「マトリョーシカ&たまご展」に参加します。3月16日(木)〜26日(日)まで。詳しくはWhat's
Newをご覧ください。在廊予定も追ってお知らせいたします。
マトリョーシカに描くのも卵型のものに描くのも初の挑戦。つるっと滑ってスっ飛ばしてしまったり、バキっと割ってしまったり…悪戦苦闘しながら、それでも独自の?作品を制作中。ユニークな作家陣とのコラボ作品展です。DMが少ないため近辺の方を中心にご案内いたしますが、ご興味のある方は是非ギャラリーのホームページより場所などご確認くださいね。お楽しみに〜!
|
|
|