■2016年4月の「絵てがみコラム」
 

ほぼ銀座暮らしだった4月が終わろうとしている…(おいおい!ちょっと、オーバーでしょう〜?)4月12日から29日まで銀座K-Itoyaで開催されていた作品展が終わった。おかげさまで連日多くの方に足をお運びいただき、またフレーム売り場ということもあり、偶然お客様の目にも触れ、半分以上の作品が旅立っていきました。色々な感想やご意見、額縁の選び方などについて感心されたり、扇子やポストカードも楽しく選んでいただいたり…嬉しい出会いもたくさんありました。
思えば1990年から今回が15回目の個展になり、自分なりに毎回テーマを決めて、ちょっぴりハードルを上げながら回を重ねてきました。協力してくれる多くの友人や仕事仲間、もちろん家族の支援も得て、あきらめずにめげずに継続は力なり!を座右の銘に。毎回反省も励みもたくさん得ながら…幸せなことであります! 本当に感謝の気持ちで一杯です! ありがとうございました!
限りなくDMに明記した日時は皆勤で在廊したつもりですが、講座の仕事と重なったり、タッチの差で、帰ってしまった後だったりでお目にかかれなかった方には大変申し訳ないことをしました。とても残念に思っております。ご挨拶を十分にできなかった方にも。また次の機会にお目にかかれることを祈って!今回の会場の様子をExhibitionsにアップしました。
次回の個展は11月7日〜13日銀座煉瓦画廊で予定しています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 
 
 

銀座伊東屋での作品展も終盤、「あれ〜どうしたの大丈夫?」コラムが更新されないことにご心配いただきすみません! この月曜、火曜が講座の午前、午後ダブルヘッダーの2連チャン! その準備とイラストのお仕事も重なってしまった! 作品展ではまったりしている時間も結構あるんだけど、流石に絵手紙コラムのアップは後回しになってしまった。ごめんなさい。
そんなまったりした時間にボールペンで描いて色鉛筆で着色した今回の絵手紙コラムは最新の?銀座ファッション情報を!
昼間は初夏の日差しでも朝晩はまだ風が冷たいせいだろうか、OLさんのベージュのトレンチコート姿が目立つ。すれ違う3人に一人くらい同じようなトレンチ。かなり丈が短めが今年流なのかな? 大き目のトートは明るい春色。
昼間のマダムは大き目のサングラスと、もうラフィアの帽子。ちょっとレースがあしらわれていたりしてエレガント系。花柄のワンピースも銀座らしい! 晴雨兼用の折り畳み傘も活躍だがシンプルではなく、持ち手がしっかりパラソルみたいにバックから出ているのも銀座マダムらしいかわいさか?
足元は断然ヒールのあるスニーカー。大人の厚底が新鮮で、意外な色の組み合わせのスポーティーなものもハイブランドから出ているみたい。デザイン性のあるタウンリュックも目に付く。若い男性のおしゃれなBag率も高い。
中国人観光客は朝から元気で少し服装が派手目なのですぐわかる。女性陣に比べて男性はカジュアルな服装でショッピング用のキャリーをひいてスマホで何かを調べさせられている光景をよく見かける。
そんな銀座を楽しみながら伊東屋での作品展も29日・金曜日まで。27日〜29日の午後は在廊予定(13:00〜19:00)最終日は18:00までです。
銀ブラついでにお立ち寄りくださいませ。

 

 
 
 

12日から銀座伊東屋での作品展が始まった。通常の画廊とは違うフレームオーダーのコーナーというちょっと特殊な空間。そんな場所を初めて目にする方も多いかも。様々な人が自分の作品や有名な作家のポスター、表彰状、御免状、はたまた亡くなったばかりのご主人の写真を持参して…額縁、フレームを見立てているのだ。とても刺激になるし勉強にもなる、人間模様も垣間見れる。そんな空間の半分で今回の「多肉植物」にフォーカスした私の作品が並ぶ。いろんな意見をいただきながら多肉植物のように、たっぷりと内に蓄えようと思っている。
常々植物を描くときその植物がどんな「性格」かイメージする癖がある。そのイメージした「性格」を表現するタッチや色を模索するのだけど、なんとなく多肉植物とは「気が合う」気がしている。それが伝っているといいな。
さてさて連日多くの方に足を運んでいただいている。先日はお目にかかったこともない方が、大阪から日帰りで「思わず、思い切って見に来ちゃいました〜!」と。感激するやら恐縮するやら…。ありがたき幸せです! 作品たちもさぞかし喜んでいることと。そんな幸せな時間を大切に過ごしたいと思っております。ただ来週はイラストの仕事が重なっており、予定通りの在廊が叶うか少々不安ですが…多くの方にお目にかかれたら嬉しいです。

そしてまた、大きな地震が…九州熊本地方の被災者の方々にお見舞い申し上げます。週末にお天気が崩れる予報。被害が大きくならないことを祈ります。

 

 
 
 

染井吉野も満開を過ぎたら、一気に葉っぱが目立ち始め季節が進んでいく。
伊東屋へ出展作品を発送したら、ほんの少し肩の荷が下りた。いつもそうだけど自分一人で悶々と描き進めたものを、客観的に見ていただく…という怖くて楽しみなハードルが待ち受けているけど、とりあえず漕ぎ着けたという安堵感だ。
今回は5年ぶりの銀座伊東屋さん。老舗文房具屋のイメージを遥かに超えて昨年夏グランドオープンした、ブルガリとティファニーに挟まれた細長いビル。その銀座通りに面した本館ではなく…1階の正面玄関を入ってそのまま通り抜けて(もちろん本館を全部見物してからでもOKよ!)裏の別館K.Itoya。こちらの方が実は画材などがそろっているので、私はほとんどこちらばかり。そこの地下1階、フレームコーナーの壁面やガラスケースの中での作品展示だ。
今回はこの絵手紙コラムでも何度か触れた、最近マイブームの「多肉植物」や昨年訪れたイタリアPARMA郊外のオーベルジュを描いたものや、以前の作品も少々。私もほぼ連日午後1時ごろ〜7時ごろまで在廊予定です。(講座などの日程と重なる20、25、26日は不在です)
重いコートを脱いで、春本番の銀座散策の折にはお立ち寄りくださいね。

■4月12日(火)〜29日(金・祝日)
 10:00〜20:00 ※最終日は18:00終了
銀座伊東屋K.Itoya 地下1階【村西恵津作品展 薫風を招いて】

 

 
 
 

桜満開、桜三昧な1週間だった。今週の講座のモチーフもこの時ばかりはさくらさくらさくら、桜餅…。六義園近くの素敵なお庭のお花見にお呼ばれしたり…。
そして今日は文京区護国寺近くの、築80年懐かしい雰囲気の古民家でのワークショップ「四季を描く・春・桜」。色彩学校時代の同期生友達が企画してくれ、多くの仲間たちの協力のもと、にぎにぎしく開催された。なじみの花屋さんも、たっぷり春の花を差し入れてくれ、友達はご主人の手を借り、庭の桜を切って場を演出してくれた。文京区にこだわった地元の銘菓とお抹茶。お茶会帰りにお着物姿で参加してくださった方や、遠方からも、男性も2名。短い時間ではあったけど演出はバッチリ!「桜なひととき」を楽しんでくれたに違いない。
肝心の私のレッスンは大丈夫だったろうか…?駆け足で、紙、筆、墨に、ほんのちょっと触れてみた…というくらいしか体験できなかったとは思うけど、気分転換や好奇心の入口を提供できていたら嬉しい。
そしてふと思った、心地よい疲れと引き換えにしても、人は「時間・空間・五感」が大切だな〜と。そんなすべてを演出してくれた、素敵な方々に感謝!

※ワークショップの様子をWhat's Newにアップしました。

 

 
 
 

 <<<3月

5月>>> 
 
▲TOP
■COLUMN
●HOME