■2013年8月の「絵てがみコラム」
 

久々に和食のごちそう! 気の置けない友達との残暑祓いは、恵比寿のなかなか予約の取れない店で修業した御弟子さんがオープンした、駅から徒歩15分のプレフィックスコースの和食の店(前置きが長い…)。プレフィックスコースって何じゃい?! 女性誌のキャッチコピーみたいに分かり辛いね。女性誌のキャッチコピーと言えば「ヌケ感がテッパン!ゆるかわワンピとちょいカジ。アイコン読モ、完コピ愛されボディとモテメイク」…。分かりますか〜?ま〜いいか。話がそれてしまいました。
一人暮らしだと丁寧な和食とはどんどん疎遠になってしまって、少しずつ色々食べれるプレフィックスコースは理想的。あ酒をたしなめない私は夜のこういうお店には入りづらいものだ。ちょっぴり御酒好きの友達が開拓してくれるお店に、連れて行ってもらえるのは心強くありがたい。話は弾み、お店の人の勧めるままにデザートも追加してしまった。(きっと私が、デザートもうひと品派であると見透かされていたのだろう)お会計は予想よりちょっとお高めだった。やっぱりあのデザートは有料の追加だったのね。美味しかったからいいけど勉強になるね。
帰り路は行きよりずっと近かった。秋がもうそこまで来ているような、涼しい風が吹いていた。一週間でガラッと変わったね。
忙しい夏が過ぎて、さて、今年の秋はどんな秋にしましょうか…?

 

 
 
 

自身の催事を終え、仕事の合間に精力的に美術鑑賞。
■江戸東京博物館へ「花開く江戸の園芸」特別展。美しい広告に惹かれ早く見に行きたいと思っていた。江戸の植物がマイブームで変わり咲き朝顔や万年青(おもと)の絵ばかり描いていたこともあり、そのあたりに焦点を当てた江戸時代の園芸文化を紹介したもの。マニアックで興味深かった。(〜9月1日まで)
■友人たちの写真のグループ展を観に、神楽坂の趣ある一軒家のギャラリーへ。ほのぼのとグループ展ならではの楽しい展示だった。
■炎天下の昼下がり西川口の河鍋暁斎記念美術館へ「かえる展」鑑賞?実は昨年末に人形作家のAmiさんに作っていただいたイタリアを旅する蛙(私?)のぬいぐるみ他、一連のイタリアスケッチ旅カエルグッズ( K.K.W 750 ・740・752・756)を出展中だったのだ。人気投票に1票投じて来た。
■そして、手芸作家大西淳子さんの「相模の森のハンドメイド展」を陣中見舞いに相模大野の伊勢丹へ。(〜8月26日まで開催中)
■それから、埼玉県立近代美術館で開催中の「浮遊するデザイン倉俣史朗とともに」展へ。(〜9月1日まで)桑沢デザイン研究所の学生だった頃、倉俣史朗の名はとてもリアルな「デザイン」の象徴的存在で懐かしくも今だ斬新だ。若いころ目指したアートとかデザインとか…圧倒的な目標とか夢とか…そんなものが沢山あったことを思い出して胸にこみ上げるものがあった。学生だった頃の気持ちを思い出そう。要領よくなっちゃいけない。物分かりよすぎるデザインも時と場合による。とんがった気持ちも忘れちゃいけないな〜なんて思いながら。
美術館を出たら、蝉がけたたましく鳴いていた。

 

 
 
 

出稼ぎ…と言っても、私は出かけておりません。私の扇子や香り袋など、先日まで開催されていた大森のギャラリーファーストライトでの「作家Zakka百貨展」出品グッズが、金沢まで出稼ぎに(せめて出張と言ってあげた方がいいのかしら?)行くことになったのだ。企画をして下さったメンバーの御尽力で金沢の生活雑貨店の中のショールームにて、8月17日から9月16日まで(詳しくはWhat's Newをご覧ください)展示販売されることに。なかなか関東圏以外に、自分の作品を見ていただく機会って無いのでとても嬉しいです。お近くの方、金沢方面にご縁のある方どうぞよろしくお願いします。
そういうわけで、5月から続いていた一連のイベントはなんとなく9月中旬まで続く〜と言う感じ。
それにしても今年の夏の暑さは…エアコンなしでは生きられない! 私は自分にはとても甘いので昼も夜も就寝中もエアコン28.5度で点けっぱなし! それに先日、旅のお土産に友人からもらったラベンダーのサシェを枕に忍ばせたのが良かったのか、連日よ〜く眠れている! 毎日朝までぐっすり〜! なので今のところ熱中症には無縁で乗り切れそうだ。
皆様もくれぐれもご自愛ください。

 

 
 
 

いよいよラストスパート! 5月3日〜6日新宿伊勢丹での手描き扇子、6月5日〜16日蔵・灯環ギャラリーでの「カエルイロイロ・愉しい夏支度」、6月20日〜30日千葉スペースガレリアでの「涼を感じて」展、7月18日〜23日千葉スペースガレリアでの「夏の贈り物」展、7月31日〜8月5日日本橋三越本店「手描き扇子と夏色ざっか」、そして今、8月3日〜13日大森ギャラリーファーストライトにて開催中の「作家Zakka百貨展」(詳しくはWhat's Newをご覧ください)、これで5月から走り続けて来た一連のイベントが終わる。暑いさなか、それぞれに訪れて下さった方に、心から御礼申し上げます。大協力頂いたMADAMADAMのメンバーにも、一人ではとても出来なかったことばかり…。幸せ者だな〜って思います。感謝!
三越の最終日近く、中学時代の友達が陣中見舞いに来てくれて、ありがたいことにあれこれお買い物、感謝! そして実演終わりに久々に夕食を楽しんだ。暑さを吹き飛ばせ〜!と、スパイシーなタイ料理。それぞれの夏休みの家族写真を見せてもらったり、新盆の実家の様子を聞いたり。愉しいひと時を過ごした。ディナーの最後に女子会?には欠かせない、スイーツあれこれ、みんなでつまむ!タロイモの焼きプリン、ココナッツアイス、カボチャの蒸したプリン、すっごい色のハーブのココナッツプリン….プリンと言うより、温かなういろう。まったりした、素朴な甘さが貯まった疲れを溶かしていくようだ。
ああ。それにしても暑い!暑すぎる…。皆さんご自愛ください。

 

 
 
 

戻り梅雨…そんなの初めて聞いたけど。不安定な蒸し暑い天候の中、連日多くの方に日本橋三越本店の私の催事にお立ち寄りいただいている。お洒落なお客さまも多く、また地方から東京に遊びに来ていらして、日本橋三越来店土産に「いい記念になるわ」とご注文をいただいたり、喜んでもらえると「手描きした人」冥利に尽きる。
今回は新歌舞伎座のオープンや三越マダムのイメージも膨らませて、お芝居のチケットや眼鏡、扇子やペンを挿せるポケット付きの、思い切りお洒落な「観劇ポーチ」を企画。淳子さんに素敵なものを作っていただいた。それがなんと!初日開店30分で完売してしまった。淳子さんのファンの方が駆けつけて下さったのかもしれないが、魅力が伝わったと思うととても嬉しい。まさしく観劇ポーチならぬ「感激ポーチ」になった。
最終日の月曜日までもう少し、いろんな出会いを楽しみに「村西恵津の手描き花扇子と扇子作品展・夏色ざっか」(日本橋三越・本店5階〜5日(月)まで)頑張ります。

 

 
 
 

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