■2023年5月の「絵てがみコラム」
 

やっと5月らしい爽やかな天気が続くと思ったら、南の方ではもう大型台風発生のニュース。季節をせかされているようで嫌ですよね〜。
5月も終わろうとしています。マスクを外す時間もやや増えて、食事して帰ろうか〜。○○を見に行こうか〜とお誘いが増えている…と言っても相変わらずの現実逃避なのだけど。今月は出展用の作品を仕上げなくてはいけないスケジュールなのだけど…まだできていない。今週一番時間があったはずの木曜日なのに、机の上にはミントティー。実家の庭から貰って来た元気の良いペパーミントの枝が数本。葉っぱを揉むと良い香り…。
何度でも思い出すよね。ミントティーと言えばMoroccoの旅。リヤドと言う邸宅型のホテルに到着するとまず、ミントティー。無花果やナツメヤシのドライと共にポットに溢れんばかりにミントの葉が詰められた熱々のお茶が振舞われた。小さなガラスのコップに角砂糖二つ、え!?甘すぎ!と思ってもそのくらい入れたほうがおいしい。かき混ぜずに、一口目は熱さで外の暑さを忘れて、2口目はミントの爽やかさにスッとして、溶けてきた甘さに癒されて…残りの糖分は2杯目3杯目のために。それで丁度良いのだ。ドライバーのハフェッドさんが教えてくれたな〜ってアルバムを開く。何と! Morocco旅は9年前! 時がたつのが早すぎるぜ!
もう一杯お湯を注いで…現実逃避TIMEはもう少し続く…。

 

 
 
 

忙中閑あり、雨の月曜日、四谷の駐日韓国大使館韓国文化院で開催中の韓紙紹介展に行ってきた。ここへは3年前現代美術展に日本代表で参加させてもらった時以来で、その時の縁でこのイベントの案内を頂いた。
韓国の伝統紙「韓紙」の作り方が映像で流れ、美しい色の紙がディスプレイされていた。韓紙による商品展開も紹介されていた。しかしそれらを見て回るにはそんなに時間のかからないものだったが、体験コーナーで実際に韓紙に触れる事ができた。可愛いキットで韓国の代表的な発酵食品である、キムチをモチーフにしたモビールを作ろうと言うものだ。ミニ大根のキムチの材料を紙の重ね折りによって立体感を表現できるなかなかのモビールキットだった。1時間楽しく仲間らと体験、無心になれたひと時だった。
会期は6月10日まで、モビールキットは無料で体験できる(数に限りがあるかも)。

 

 
 
 

地図が読めない女…なんて言葉が流行ったけど、私は割と地図が読めるほうだと思うのだけど…。イラストマップなどの仕事も良く描いていたので、ポイントに目星を付けるのが得意だったのだ。でも乱視やら老眼やらで細かい文字の地図は苦手になって来てしまった。だからと言ってスマホのナビを使いこなすのもイマイチで、ガイドブックやネットで調べた地図をわざわざ撮影してスマホで拡大しながら見たりして、アナログなんだかデジタルなんだか。
しかしかっこよすぎる地図は時としてとても不親切だったりする。文字が小さすぎたり簡略しすぎていたり、外国か?ってほどローマ字化されていたり。特にお洒落なアートイベントやギャラリーのDMにその傾向は多い。
先月の大森での展覧会で「道に迷っちゃった〜」というお客様が続出した。初めての所だったし、大森自体が初めて下車したという人も多かった。わざわざ来てもらって、やっとたどり着いた…と言われたら申し訳ない気持ちで一杯になる。ど〜して? こんなに分かりやすいのにどこで間違うのか、分からなくなるのか、ギャラリーオーナーとも連日検証した。余計な目印を書き過ぎたのか道路の幅を同じくらいにし過ぎたのか、それにしてもどうしてこんなに線路と並行の道を書いているのに人は斜めに進むのか…。間違えたのに気づいたけど大丈夫だと思った…ってなんで? 人の心理って面白いな〜いえいえ! 失礼しました! きっと共通の分かり辛さがあったのでしょう。ごめんなさい! 辿り着いてくれてありがとう〜。

 

 
 
 

ゴールデンウィークも終盤、3年半ぶりのコロナが落ち着いて平常を取り戻した感がある連休。観光地もすごい人出で連日渋滞情報が報じられていたところに石川県能登地方の震度6強の地震! 群発しているようだ。そこに強い雨が降る予報、これ以上の大きな被害が出ないことを切に願います。
さて、私の今年のGWはちょっと遠出のコンサート2か所+実家の母の菜園のお手伝い。夏野菜の苗を植え、スナップエンドウ狩りと苺の収穫、形はイマイチだけど結構甘くて美味しい。強い日差しとカラッとしたちょっと強い風、僅かな時間のお手伝いだったが疲労困憊! ラスト2日間はのんびり家で過ごそう。

 

 
 
 

 <<<4月

6月>>> 
 
▲TOP
■COLUMN ●HOME