■2008年5月の「絵てがみコラム」
 

さすがに今年2008年は国際カエル年だけのことはある!え?今年はねずみ年でしょ?って世界の動物園・水族館協会が定めるカエル年なんです。環境問題を考える時、一番顕著にその危機的状況をカエルが私たちに教えてくれる…すみません、生きてる生のカエルは苦手な私が言うのもなんですが。蛙を守り蛙が生きられる環境を考える、そんな年だそうです。
ま〜そのせいではないですが私のカエルコレクションは増殖しております。KKW(ケロケロワールド)と名付けたページに家の蛙達を紹介し続けついに250になりました。パチパチパチパチ!しばらくデジカメの調子が悪く更新出来ないでいると、すでに私に蛙グッズをプレゼントする事が趣味になってしまった友人達が、まだ〜?まだ〜?まだ〜?と登場を楽しみにしてくれているというわけです。
お待たせしました!20匹一気にアップしました。絵手紙コラムを毎回見てくれている方からも、数回前の「大きな蛙の夢のコラムすごく良かったよ〜」と何人からも言われました。あら〜?カエラー増えてます?旬だしね。トレンディーだしね〜????

 

 
 
 

横浜高島屋での展示会も終わって有川さんの可愛い蛙の付いた陶作品の緑色の器をまたひとつゲット!コレクションに加わった。お花屋さんのゴージャスな花より野の花が似合うと思い道端のどくだみを一輪摘んで来て飾ってみた。いいね、涼しげで。よく見ると白い4枚の花びらは美しく、葉は青々と元気で赤い茎にも逞しい生命力が感じられる。忙しく過ごしている間に初夏が駆け足でやってきているようだ。
この一ヶ月はいろんなことがあった。格別に多忙な5月であったが中でも病と闘っている友人の退院を祝した心の置けない友人たちとの食事会。それも二つも。まだまだ完治するまでには険しい道かもしれないが、厳しい病魔との闘いの日々をとりあえず抜け出した笑顔がまぶしい。こんな集いには「忙しい」なんて言葉は放り出して、なにが何でも駆けつけるべし!一日一日の大切さを感じあえる事で、お互いの尊いパワーになる。絶対そんな気がするから。

 

 
 
 

手描き扇子の仕事で3日間新潟に行ってきました。5月とは思えぬ寒いくらいの涼しさで最初は少々苦戦しましたが、百貨店の売り場の方々の配慮で落ちついた雰囲気の呉服売り場の奥に設置されていた実演テーブルも、2日目にはやっぱりたくさんのお客様に見ていただかなくては勿体無い!と一番目立つ位置に配置換え。そのお陰もありとどこおり無く3日間を終える事が出来た。
新潟にはロシアからの観光客が多いことに驚かされる。そうだね、近いんだよね。石油景気に湧くロシア、若い女性たちが呉服売り場の隣りの催事場で開催中の、生け花展の見学を目的に訪れているという。花のいけ代えを特別に見ることが出来るワークショップ型のツアーだそうで、地元の交換留学の経験のある大学生が通訳のボランティアをしたり、おりしもG8開催中でその関係者?かと思われる外国人のお客さんも多く見かけられて、日本とロシアの文化交流の様子も垣間見る事が出来た。
さてさて、新潟に行った時は是非美味しい日本海の海の幸をと思っていたら売り場のスタッフの方々がお酒の飲めない私を気遣ってくださり、居酒屋ではなく地魚を使った美味しいイタリアンのお店に案内してくれた。「そら豆と小海老のリゾット」「日本海産のホタルイカとふきのとうのフリッタ・レモンとバーニャカウダソース添え」「日本海海の幸のピザ」などホタテやイカ、海老などは牡丹海老か?と思うほどの大きな海老がごろごろ!どれもおいしく、とても3人の量とは思えぬご馳走をしっかりかしまし3人娘?で平らげた。翌日はしっかり地魚のお寿司をご馳走になってまたまた太って帰ってきてしまったようだ。

 

 
 
 

見知らぬ国の街角を仕事仲間のYちゃんと歩いていると、お洒落なインテリアショップのウィンドーにとんでもなく大きな蛙のぬいぐるみと言うか布製のオブジェと言うか、とにかく大きな吹き抜け2階分の大きさの蛙に遭遇!
興奮した私は何とか一緒に写真を撮ろうと店に入って店員さんの怪訝な視線を無視して蛙の脚にしがみついて見上げて写そうと試みたり、道路を渡って向こうの歩道から写そうと試みてみたり、真剣にどうやってテイクアウト!!しようかと考えたり…そんなわけの判らない夢を見た。
疲れているんだ。そして近づいてきた蛙の二人展へのプレッシャーがじわじわ忍び寄っているに違いない。なんか気になって夢占いのサイトを検索してみた。「蛙」「大きい」「ぬいぐるみ」「外国」それらのキーワードによると、「蛙」はどうやら金運に恵まれたり恋愛運の上昇を意味するらしい、いいね〜いいね〜。「大きい」とは心に占める割合が大きい…なるほど。良い意味では成果も大きい。悪い意味では圧迫感になっている…やっぱり。「ぬいぐるみ」は心の寂しさ、自分だけが浮いている孤独感を表している。そして「外国」は実力以上の成果や評価を得る、また大きな変化を意味する。
と言うわけで、「有川京子・村西恵津(蛙と初夏の花)二人展頑張りなさい!いい事あるかもよ。」と言うことですね。この夢の意味するところは。

次回の絵てがみコラムは手描き扇子のイベントで新潟出張中につきお休みいたします。
蛙の二人展の詳細はWHATS NEWSをご覧下さい。

 

 
 
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