「例のエンブレム問題どう思う?」カメラマンやデザイナー仲間が集まるとその話題に。ネット社会のいいところ悪いところが、一気に押し寄せた様相だ。これだけ情報やデザインがあふれる世の中「似たような…もの」がてんこ盛りだ。100パーセント、全く世の中にないものを生み出すことなんてもう奇跡に近いことかもしれない。特にロゴマークのような、そぎ落としたシンプルな形体美はシンプルであればあるほど。
最初に見た時には、ま〜ずいぶんオーソドックスな…日本人が好きそうな真面目なデザインだこと、と思い、著作権云々をベルギーのデザイナーから訴えられても、「T」と「●」のレイアウトなんて似たようなものがあって当然!と考えていたが、そのあとが悪かった…羽田空港の写真なんて、ちょっと自分で写しに行けば良かったのに…。その場に立って、自分のデザインしたロゴのバナーが飾られている様子を想像したら、どんなにか夢が広がるリアルなプレゼンができただろうに…。
自分のオリジナルデザインに愛情をもって誠実に仕上げる。それだけしか方法はなく、そうすると自然にやるべきこと、やるべきじゃないことが見えてくると信じたい。
さて、先日オリジナルの生地からの服作りや雑貨デザインに人気のMina perhonenのコラボ企画展を見に行った。参加体験型ワークショップで、オリジナルの端切れを購入したら、そこで糸や針を借りて好きなものを制作できるというものをやってみることに。もちろん手の向くままにミニ蛙君を制作。織やプリントが面白いMina perhonenの生地が、俄然ユニークさを盛り上げてくれる。
1時間半ほど、時間を忘れて没頭! なかなかオリジナリティー溢れる他には、絶対に無い蛙君の誕生! でも100パーセントのオリジナルとは言えないよね? 生地のデザインあってこそだし、本当にオリジナルって難しい。